第32回アンデルセンのメルヘン大賞がスタート!
2023年10月1日より、「第32回アンデルセンのメルヘン大賞」の応募が始まります。この賞は、デンマークの著名な童話作家H.C.アンデルセンに敬意を表し、1983年に設立されました。目の前の子どもたちにも物語の世界を楽しんでほしい、との願いから毎年多くの応募者が集まります。
童話を通じて夢を共有する
この大賞は、基本的には大人も参加でき、自分の創作を披露する場として魅力的です。また、2008年には「こども部門」が新設され、小学生以下の子どもたちにも書く喜びを提供しています。文字数制限がありながらも、自分の思いを自由に表現できるチャンスが広がっています。
優秀作品が絵本として刊行
今回のメルヘン大賞では、選ばれた優秀作品がプロのイラストレーターと共に絵本として刊行されることが特徴です。選考員には童話作家の立原えりか氏や、かみやしん氏、日端奈奈子氏などが名を連ね、作品の世界を視覚的にも楽しませてくれます。
子どもたちに物語を届ける取り組み
メルヘン大賞では、単に作品を評価するだけでなく、その後の活動として2,543校以上の小学校に『アンデルセンのメルヘン文庫』を配本しています。これにより、より多くの子どもたちが物語の魅力に触れることができるよう努めています。特に、今回は172校への配本が行われる予定です。
秋の特別なパンが登場
また、ベーカリー「アンデルセン」では、メルヘン大賞の作品応募開始に合わせて、昨年のこども部門の大賞作品「夜空のダイヤモンド」をモチーフにしたパンを販売します。夢のような物語を味わいながら感じられる一品です。
応募要項と賞の内容
「第32回アンデルセンのメルヘン大賞」には、一般部門とこども部門の2つがあり、それぞれの応募資格や作品規定は異なります。
一般部門
- - 応募資格: 中学生以上
- - 応募規定: 8,000文字以内
- - 賞: 大賞1名(30万円と旅行券)など
こども部門
- - 応募資格: 小学6年生まで
- - 応募規定: 800文字以上、2,000文字以内
- - 賞: 大賞1名(旅行券など)など
両部門とも、締切は2015年1月10日となっており、自身の物語を募集しています。今回は未発表の作品が対象です。
過去の応募状況
昨年の第31回には、1,480作品が集まりました。これからの多くの応募を期待しつつ、優れた作品が生まれることに期待します。
詳細情報
詳しい応募方法については、公式サイトをご覧ください:
アンデルセン