横浜・市ケ尾に誕生した「木曜市場」
2023年10月、横浜市ケ尾町で新たな移動販売「木曜市場」がスタートしました。この取り組みは、横浜中央卸売市場の坪倉水産株式会社と横浜市住宅供給公社が連携して実施しています。1週間に一度、マンション「オクトス市ケ尾」の住民や近隣に住む方々を主な対象として、新鮮な食材を手軽に手に入れることができる機会を提供しています。
「木曜市場」の目的と魅力
「木曜市場」は、買い物が難しい方々を支援するとともに、地域の食育を促進することを目的としています。また、魚食の魅力を再認識してもらうための取り組みも行っています。これにより、住民同士がつながる場を作り、地域の賑わいを高める狙いも兼ねています。
毎週木曜日の15時から16時まで、様々な野菜や豆類、水産加工品が販売されています。鮮魚は隔週で登場し、出店時間は15時半までとなっています。これにより、訪れる方々は新鮮な魚や野菜を自宅で簡単に楽しむことができます。特に、鮮魚が手に入ることは、地元の海の幸を味わう絶好のチャンスです。
地元住民に愛される場に
2024年7月25日からは、オクトス市ケ尾4号棟横のバス停「市が尾中学校」前の広場にて、より多くの人々に利用してもらえるように移動販売が行われる予定です。この場所は、住民や近隣住民が手軽に立ち寄れるスポットとなっており、誰でも利用が可能です。これにより、多くの方が地域の新鮮な食材を楽しむことができます。
今後の展望として、「木曜市場」は移動販売のモデルケースとしての役割を果たしていきます。ニーズや要望の調査を行い、移動販売の実績を積むことで、地域の課題解決や再生、郊外の街づくりを目指していくとのことです。この取り組みが他のエリアにも波及し、新しい形の地域活性化に寄与することが期待されています。
さらなる情報を手に入れよう
イベントの日程や最新情報については、ぜひ「ヨコハマ・りぶいん」の公式ホームページで確認してみてください。
ヨコハマ・りぶいん公式ページ
地域の食文化を支える「木曜市場」。今後もその活動に注目していきたいと思います。