新たな休暇制度がチームを育てる
オーエムネットワーク株式会社(新潟県新潟市)は、入社3年目以上の社員を対象に、連続5日以上の休暇取得を推奨する新しい制度を導入しました。この取り組みの背景には、業務の属人化を防ぎ、チーム全体の生産性を向上させるという明確な目的があります。特に「チームが誰か1人の存在に依存しない」であろうという環境作りが、この制度の要となっています。
「休むこと」がチーム力を高める
この制度の狙いは、リフレッシュを促すことだけではありません。「休暇を取ることを前提」に業務を可視化し、チーム全体でサポートし合う文化を育むことが重要です。これは業務の引き継ぎを促進し、チーム全体の業務や責任を共有することに繋がります。このように“休むこと”が、実はチームの成長を促進する効果的な方法となるのです。
制度の概要
- - 対象者: 入社3年目以上の社員
- - 取得内容: 3日以上の有給休暇を含む、5日以上の連続休暇を年度内に1回以上取得を推奨
- - 目的: 休暇取得を通じて、業務の共有・可視化・標準化を促し、属人化を防ぐ
入社3年目以上の社員を対象とする理由は、彼らが主担当としての役割を担うことが多いからです。引き継ぎを通じて、次世代への知識やノウハウを共有することが、組織全体の成長に繋がります。
制度導入の背景
最近の働き方改革の潮流においてもなお、多くの企業では特定の社員に業務が集中し、休暇を取りにくい環境が残っています。このような状況に対して、同社は「休むことが信頼の証」と考え、休暇取得がチームの成長に寄与するという意識を広めていくことを目指しました。
社員の体験談
制度導入後、すでに5日以上の連続休暇を取得した社員からは好意的な声が集まっています。
- - 中途入社15年目のベテランエンジニア: 「この長期休暇は本当にリフレッシュできました!異なる視点から自分の業務を見つめ直す良い機会になりました。」
- - 中途入社13年目の人事: 「しっかりとリフレッシュできて、同時に業務の共有の重要性に気づくことができました。」
長期休暇を利用した社員たちは、業務の整理が進むことで、チームが自分の不在時でもスムーズに運営できることを実感したようです。
今後の展望
同社では、引き継ぎ資料やナレッジを全社員が共有することを促進し、属人化の解消とチームワークの強化を図っていきます。今後も制度の利用状況や社員の声を定期的に発信し、安心して休める文化を広げていく方針です。
まとめ
長期休暇制度はまだ始まったばかりですが、すでに「引き継ぐ文化」や「任せ合う意識」の芽生えが見え始めています。オーエムネットワーク株式会社の代表、山岸真也氏は、「社員が安心して休めることが組織の成熟を示す」と語り、今後の展開に大きな期待を寄せています。