AJA Video Systemsが新製品「BRIDGE LIVE 3G-8」を発表
AJA Video Systemsは、ストリーミングおよびIPビデオソリューションの製品群に「BRIDGE LIVE 3G-8」を追加しました。この新しいデバイスは、1 RUのフォームファクター内に8つの双方向3G-SDIコネクタを搭載し、既存のBRIDGE LIVEの3G-SDI I/O機能を2倍に拡張するものです。これは、ユーザーに高い柔軟性を提供し、重要なライブビデオ環境でのコスト削減につながります。
BRIDGE LIVE 3G-8の概要
新製品の「BRIDGE LIVE 3G-8」は、ユーザーからのフィードバックを基に開発されており、特に高いチャネル密度を求めるニーズに応えています。このデバイスは、HD 3G-SDIチャンネルのサポートをdoubleし、内蔵したエンコード・デコード機能やトランスコード機能によって、現場での制作チームの操業をより効率的にします。さらに、SDI信号のマルチチャンネルバックホールやさまざまなIPワークフローの適用が可能になるため、ライブ映像制作における重要なツールとなるでしょう。
主な機能
BRIDGE LIVE 3G-8には多くの先進機能が搭載されています。
SDIワークフローを超えた純粋なIPトランスコード機能で、SRTやHLSカプセル化を使用したH.264コーデック間の変換が可能です。
8つの双方向SDIポートは、同時に25、50、59.94、60フレームレートの映像処理が可能です。
双方向のNDI-SDI変換機能により、NDI(FullおよびHX)信号を受信してSDIにデコードし、SDI信号を入力してフルNDIにエンコードすることができます。
RTP、UDP、SRTを通じて、遠隔のNDI及び非NDI機器の統合が実現されます。
複数のSDIソースを同時に送出する際、BRIDGE LIVE 3G-8が受信し、SDI出力の同期とゲンロックを確保します。これにより、制作スイッチングやマルチカム録画が効率よく行えます。
CDNに提供できるコンテンツの配信方法が増え、iOSデバイスでもリモート上映が実現可能になります。
SDI入力されているコンテンツを視覚的に確認でき、ライブ配信を直接受信できない顧客への安心感を提供します。
価格と出荷時期
「BRIDGE LIVE 3G-8」は、希望小売価格3,470,000円でまもなく発売予定です。詳細な情報や製品デモは、4月6日から9日まで開催される全米放送事業者協会(NAB)ショーのAJAブース(SL3310)で確認できます。
AJA Video Systemsについて
1993年に創業されたAJA Video Systemsは、放送や映画、プロのAV、ポストプロダクション向けに先端テクノロジーを提供するメーカーとして知られています。各種ビデオインターフェースや変換技術を開発し、世界中のリセラーを通じて製品を提供しています。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。
結論
「BRIDGE LIVE 3G-8」は、IPビデオの伝送と配信における新たなステージを切り開く製品となるでしょう。AJAの最新技術を活用し、あなたのライブ映像制作がより一層革新されることを期待しています。