大分大学の新拠点
2025-04-21 10:40:44

大分大学がAIと低侵襲手術の融合で新たな医療人材育成の拠点を形成

大分大学が新たな医療人材育成の拠点を開設



大分県由布市にある大分大学医学部は、文部科学省の「令和6年度 大学教育再生戦略推進費高度医療人材養成拠点形成事業」に新たに選ばれたことを受け、低侵襲手術とAI技術の融合による新たな医療人材育成支援センター(METIS)を2024年10月1日に設立しました。このセンターは、次世代医療人材の育成を目指し、医療情報や手術動画データをビッグデータとして蓄積し、AI技術による研究支援を進めています。

低侵襲手術とAIを活用した教育・研究体制


本プロジェクトは、福岡工業大学との協力を得て、研究者と医師に必要なデータを効率的に提供することで、医療や教育の質を高めることを目的としています。従来の教育や研究に比べ、加速的に研究力と教育力が向上することが期待されています。また、ここでの低侵襲手術は内視鏡手術やロボット手術に特化しており、国際的にもその影響力を広げることを目指しています。

SIMPRESEARCH®の導入による新たな可能性


大分大学の新たな取り組みには、株式会社4DINが開発した医療情報解析支援プラットフォーム「SIMPRESEARCH®」も導入されています。このプラットフォームにより、医療データの可視化と分析が効率化され、研究や教育における革新が促される見込みです。特別なプログラミングスキルを必要とせずに、いかに直感的にデータを操作し、解析できるかが重要なポイントです。RやPythonを用いた高度な解析機能もクラウド内で提供され、安全で便利な研究環境を構築します。

猪股医学部長のメッセージ


大分大学医学部の猪股雅史部長は、医師の働き方改革などに伴う教育や研究時間の確保が難しくなっている現状について言及し、本プロジェクト及びMETISの設置による取り組みは特に重要としています。次世代を担う医療人材の育成は、地域社会にとって必要不可欠であり、学生や指導者たちは今後もさらなる教育に向けた努力を続けていくことが求められるとしています。

大分大学の医療分野におけるリーダーシップ


大分大学は1990年代初頭から内視鏡外科などの分野において、国際的なリーダーシップを発揮し、また、2017年からはAIを活用した医療機器の革新にも積極的に取り組んでいます。医療研究の事業化や社会実装を進めつつ、独自の医学教育を実践することで、地域や国際社会に貢献すべく取り組んでいます。このような活動を通じて、高度医療人材の育成を果たすことこそが、今後の医療の質を高める要素となるでしょう。

企業情報: 4DIN


株式会社4DINは、ライフサイエンスデータの可視化を通じて、最終的な患者への貢献を目指しています。リアルワールドデータの匿名化された分析環境を提供し、医療研究のプラットフォームをサポートしています。
所在地は東京都港区で、2003年設立です。
URL: 4DIN

お問い合わせ


大分大学や4DINに関しての詳細な情報は、下記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。

  • - 大分大学総務部総務課広報係
TEL: 097-554-7376
E-mail: [email protected]

  • - 株式会社4DIN広報担当
TEL: 03-5537-6866
E-mail: [email protected]

このように、大分大学医学部が新たに設立した次世代医療人材育成支援センター(METIS)は、AIと低侵襲手術の融合を通じて、医療の最前線に立つ情報を提供し、未来の医療を支える人材を育成する重要な役割を果たすことが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社4DIN
住所
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館805
電話番号
03-5537-6866

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