岡山大学新技術発表
2024-08-01 01:19:20

岡山大学が最新技術を発表する新技術説明会を開催

岡山大学の最新技術発表会、オンラインで開催される



2024年7月23日、国立大学法人岡山大学は国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と共催で、「岡山大学新技術説明会」をオンラインで行いました。このイベントの目的は、岡山大学での研究成果を実用化に向け、企業関係者に対して技術を説明し、共同研究パートナーを募集することです。

イベントの概要



今回の説明会には、製造技術、環境、機械、エネルギー、デバイス・装置など様々な分野から6件の研究成果が発表されました。事情により参加者はオンラインに限られましたが、270名の企業開発者がこの革新的な技術に触れる貴重な機会を得ました。

参加者からは、「こんなに多彩な技術が岡山大学から生まれているとは驚きだ」といった声が多く聞かれ、研究者たちが努力している姿勢が感じられました。

発表された研究成果



1. ニトロソアミン類の除去を目指して
- 発表者: 山崎賢(応用化学専攻 助教)
- 内容: 環境に優しい製造技術を開発し、有害物質を効率的に除去する方法を提案しました。

2. 新たな防草工法
- 発表者: 中嶋佳貴(応用植物科学コース 准教授)
- 内容: 雑草の繁茂を長期間防ぐ新しい技術を紹介しました。

3. 食べられるナノファイバーの製造
- 発表者: 今村維克(バイオプロセス工学分野 教授)
- 内容: 汎用噴霧乾燥機を活用した新しいナノファイバーの製造技術について発表しました。

4. 積層フィルムの性能向上
- 発表者: 山口大介(知能機械システム学講座 助教)
- 内容: 温度帯における材料の特性を変える技術を提案しました。

5. 垂直軸風車の加速翼
- 発表者: 比江島慎二(都市環境創成学コース 教授)
- 内容: 風力発電の効率を大幅に向上させる技術について発表しました。

6. 耐放射線FPGAの開発
- 発表者: 渡邊実(情報工学コース 教授)
- 内容: 放射線環境下でも機能するFPGAの技術革新について紹介しました。

各発表では、研究者たちが直面する課題や独自のアプローチを熱心に語り、参加者からも多くの質問が寄せられ、活発な議論が展開されました。

連絡先と今後の展望



岡山大学では、今後も地域に根差した共創活動を続け、産学官の連携を強化していく方針です。本学の新たな技術や研究に興味のある企業者や研究機関は、以下の連絡先まで気軽にお問い合わせいただけます。

本件に関するお問合せは、岡山大学研究・イノベーション共創機構まで。

  • - 電話: 086-251-8417
  • - メール: chizai◎okayama-u.ac.jp

岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、持続可能な社会づくりへ向けての取り組みを強化しています。今後の研究や技術開発にぜひご期待ください。

参考リンク




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会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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