久留米工業大学の発表会
2025-09-12 18:12:44

久留米工業大学、AIを活用した地域課題解決の成成果発表会開催!

久留米工業大学が地域課題解決型AI教育プログラムの成果発表会を開催



福岡県久留米市に位置する久留米工業大学は、地域の企業や自治体と協力し、学生が人工知能(AI)を用いて地域の課題解決に取り組む「地域課題解決型AI教育プログラム(通称PBL)」の成果発表会を開催しました。このイベントは令和7年8月8日(金)に行われ、WEB視聴者を含む170名以上の参加者が集まり、活気に満ちた会となりました。

成果発表の内容



発表会では、学生たちが担当した16の課題を基に、各自が学んだことや成果をプレゼンテーションしました。主なテーマは、教育におけるAIの活用、医療、農業、デジタルトランスフォーメーション(DX)、行政など多岐にわたり、参加者たちは学生たちの斬新な発想に感心していました。これらの課題は、地域における実際のニーズに基づき、技術的な相談を経て選定されました。

PBLの進行方法



このプログラムでは、本学のAI応用研究所が寄せられた技術相談の中から課題を選び、各テーマごとに混成チームを編成します。参加するのは学部2年生から3年生を中心とし、社会人や大学院生、指導教員がファシリテーターとして各グループをサポートします。PBLは令和2年度にスタートし、年々質や量が増し、さらには全国的な評価も受けています。特に、AI教育プログラムでの成果は、数々の賞を受賞する等、多くの注目を集めています。たとえば、日本工学教育協会賞における工学教育賞や九州工学教育協会賞など、栄誉ある受賞歴があります。

実績と成果



特に注目されるのは、PBL初年度から進めてきた「自動収穫ロボットの開発プロジェクト」です。このプロジェクトは、令和7年度に農林水産省が推進する「スマート農業技術の開発・供給」事業に採択されるなど、教育プログラムから生まれた具体的な成果として評価されています。これは、学びを通じて実際の地域課題に貢献するという、実践的な教育のアイデンティティを示すものです。

久留米工業大学の特徴



久留米工業大学は、1976年に設立された工学系単科大学であり、小規模ながら全学生にAI教育を必修としています。AI活用のPBLや教員養成を含む幅広い工学教育が評価されており、地域社会に根ざした教育を実践しています。大学の公式サイトでは、さらに詳細な情報を提供しており、地域社会の発展に寄与する取り組みが強調されています。

これからも久留米工業大学が育てていく未来の技術者たちが、地域の課題解決に向けて新しい知見と技術を取り入れていく様子が注目されます。


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