物価高でも成長を続ける冷凍食品とおつまみの新たな魅力
RX Japan株式会社が主催する商談展示会「JFEX(ジェイフェックス)」において、冷凍食品とおつまみの専門ゾーンが新たに設けられることが発表されました。この取り組みは、急速に変化する食生活や消費者のニーズに応えるものです。
冷凍食品ゾーンの魅力
2025年には冷凍食品市場が1兆3,617億円に達するとの予測があり、これは2023年比で4.4%の増加を示しています。背景には、家庭用や業務用のそれぞれで異なるニーズが存在しています。
家庭用のメリット
特に、単身や共働き世帯の増加により、調理時間の短縮が求められています。また、コスト・パフォーマンスや時間・パフォーマンスへの意識が高まっており、冷凍食品はこれらのニーズに見事にマッチしています。家庭向けには、主食とおかずが一つの皿に収まった新しい形の商品や、地域の特色を活かしたご当地グルメ、高品質ながら手軽に楽しめる冷凍食品の数々が増え続けています。
業務用のトレンド
一方、業務用市場ではインバウンドによる外食需要の増加や、人手不足を補うための簡便性が大きな追い風となっています。特に物価上昇の影響で、安定した価格の冷凍野菜や事前加工されたカット野菜が人気を集めています。コロナ禍を契機に、品質の高さが見直され、流通量も拡大しています。今後もさまざまな商品が展開されることが期待されます。
最新技術との融合
この展示会では、最新の技術を駆使した冷凍食品が一堂に会します。「スーパーや飲食店での取扱いを増やしたい」と考える食品メーカーと、バイヤーとのビジネスマッチングが強化され、より多くの製品が市場に流れる機会が提供されます。
多様なおつまみの世界
お酒と共に楽しむおつまみも、注目すべきセグメントです。最近では、健康志向の高まりからノンアルコール飲料や、食事と相性の良い無糖飲料、手頃な価格の発泡酒などが多様化しています。
おつまみの進化
糖質の有無によっても消費傾向が異なっており、糖質を含む飲料には肉類や塩味のスナックが好まれるのに対して、無糖飲料には低脂質の魚や高たんぱくのおつまみが選ばれる傾向があります。これに伴い、今後も多様な嗜好に合わせたおつまみ商品の拡充が期待されます。このおつまみゾーンは世界中の酒類が集まる「ワイン・酒EXPO」内に新設され、訪れるバイヤーにとって魅力的な商品PRの場が提供されます。
出展企業の募集
現在、冷凍食品やおつまみゾーンを含む「JFEX展示会」の出展企業を募集しています。食品業界の新たな可能性を広げる機会ですので、興味のある方はぜひ詳細をご覧ください。
展示会概要
- - 商談展示会「JFEX」内に冷凍食品ゾーン、おつまみゾーンが設置されます。
- - 毎年2回開催され、2025年の夏は東京ビッグサイト、冬は幕張メッセで行われます。
- - 主催:RX Japan株式会社
この展示会は、食の未来を見据えた業界関係者にとって欠かせないイベントとなることでしょう。