四天王寺大学看護学部の特徴
2019年4月に開設された四天王寺大学の看護学部は、「和」の心と最先端の医療教育を結びつける新しい試みを展開しています。羽曳野市に位置するこの学部は、地域の人々を支えるための看護職を育成することを目指しており、入学定員は80名と少人数制で質の高い教育を提供します。
「和」の心を大切にした教育
四天王寺大学の看護学部では、自然や地域社会とのつながりを重視し、礼儀や倫理観、豊かな教養を持った看護職を育てます。近年、医療技術の進化に伴い、患者のケアの重要性が増しており、これらのスキルや知識を持った人材が求められているのです。
多様な進路に対応するカリキュラム
この学部の特長は、看護師や保健師、助産師、養護教諭一種免許状を目指せる4つのコースがあることです。学生は自分の夢や目標に合わせて、幅広い進路を選ぶことができ、将来に向けたキャリアをしっかりと描くことができます。ただし、教職課程の開設時期は文部科学省の審査によって変更される可能性があります。
最新の学びの環境
新しく建設された看護学部棟は、総面積4,100㎡を誇る広大なスペースで、シミュレーションセンターを含む最新の学修環境が整備されています。3フロアにわたる設計により、既存の6号館とも連結され、実習室や講義室へのアクセスも便利です。この環境で学生は、これからの時代の新しい看護を実現するための知識と技術を身につけることができます。
充実した実習体制
関西圏を中心に70を超える実習施設が提供され、四天王寺病院や大阪市立大学医学部付属病院などとの連携が図られています。大学病院での臨床経験や訪問看護ステーションでの実習により、実践的なスキルが身につきます。理論だけでなく実践を重視したカリキュラムが、学生の成長をサポートします。
奨学金制度と国家試験対策
看護師を目指す学生を支援するために、特別奨学金が用意されています。一般入試(前期日程)の成績によって、上位12名に最大4年間の授業料が免除されるチャンスが与えられます。また、国家試験合格に向けては、担任制とチューター制を導入し、早期からの対策講座や模擬試験を実施するなど、しっかりとしたサポート体制が整っています。
四天王寺大学の歴史
四天王寺大学は約1,400年前に聖徳太子により創設された日本最古の学問所である四天王寺敬田院を起源とし、現在も「和の心」を共通理念とした教育が行われています。学生たちは「自由の精神」「共感」「調和」を体得し、地域社会に貢献する人材へと成長することを期待されています。
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四天王寺大学