第2回グッドアクアリウムデザイン賞2018の受賞作品を振り返る
2018年10月14日、東京都立産業貿易センター台東館で開催された第17回アクアリウムバス内にて、第2回グッドアクアリウムデザイン賞の受賞作品が発表されました。この賞は、アクアリウムの普及を目的としたデザインを広めるために創設されたもので、今年は企業10社から11点の作品が応募されました。さまざまな応募の中から、審査員たちは特に優れたデザインを評価し、受賞作品を選びました。
多様性が増した応募
前回の賞に比べ、今回は製品だけでなく、空間やサービスの応募もありました。これにより、アクアリウムに対する企業の関心が高まっていることが実感されます。アクアリウムデザイン賞は、様々な分野からの応募を歓迎しており、今後もその範囲は拡大していくでしょう。
受賞作品は以下の通りです。
- - GOLD Prize: AQUA-U(ジェックス株式会社/大阪府)
- - SILVER Prize: アクアエルマルチカニ(株式会社ジャパンペットコミュニケーションズ/千葉県)
- - BRONZE Prize: アクアリウムLED照明(京セラ株式会社/京都府)
- - AQUA Prize: バーズアイ水槽「宙SORA」UFO95(株式会社スプリング/山梨県)
- - AQUA Prize: アンビリーバブルシリーズ(株式会社タイムストップ/神奈川県)
審査員と厳正な選考
審査は、特別審査員として国際政治学者の舛添要一氏や、落語家の林家木久蔵氏を含む多様な専門家によって行われました。11点の作品は、実際に展示された場で審査され、各作品の特徴や創造性が細かく検討されました。実際に現物を見ながら評価することで、デザインの工夫が直接伝わる評価方法が印象的でした。
舛添要一氏はGOLD Prize受賞のAQUA-Uについて、「フィルターが水槽の中に見えないデザインがすっきりして良い」とコメント。SILVER Prizeのアクアエルマルチカニには「積み重ねできてカスタマイズが楽しめる」と評価されました。
授賞式の盛況
受賞作品の授賞式には、多くのアクアリウムファンと審査員が見守る中で行われました。厳選された8点の受賞作の中から、特に優秀な作品には賞状とトロフィーが贈られ、顕彰されました。今回の授賞式では受賞作品の特徴を総評し、その価値が広く伝えられる機会ともなりました。
「グッドアクアリウムデザイン賞」はアクアリウム文化をさらに豊かにし、観賞魚飼育が楽しめる環境を提供することを目指しています。今後も応募が増え、素晴らしいデザインが続々と生まれることが期待されます。
グッドアクアリウムデザイン賞公式サイト:
http://goodaquarium.jp/
最後に
アクアリウムに魅力を感じる方々は、この機会にぜひ新しいデザインを取り入れて、より豊かなアクアリウムライフを楽しんでいただけたらと思います。受賞作品のデザインを参考に、自分だけの素敵なアクアリウム空間を作り上げていきましょう。