X JAPANのYOSHIKIが三度目の首の手術を決断、回復を目指す

X JAPANのYOSHIKI、三度目の首の手術に臨む

ロックバンドX JAPANの中心メンバーであり、世界的に知られるアーティストYOSHIKIが、10月8日にカリフォルニア州ビバリーヒルズのシダーズ・シナイ・メディカルセンターで三度目の首の手術を受けることが決まりました。この手術は、彼の慢性的な首の痛みや左手のしびれなど、長年の健康問題に対処するために必要不可欠です。医師たちの診断により、迅速に首の頚椎人工椎間板置換手術を行う必要があるとされており、YOSHIKIは今後の2ヶ月間において、ほとんどの予定をキャンセルする見込みです。

YOSHIKIは近年、強い首の痛みと、左手指の灼熱感による日常生活への支障に悩まされてきました。彼は自身の痛みについて、「触れるもの全てが氷のように感じる」と語り、その症状は彼の演奏にも大きな影響を与えていると報告しています。アメリカの医師たちは、C6-C7の頚椎に対する手術が彼の健康を回復させる見込みがあるとし、手術の必要性を強調しています。

YOSHIKIは過去にも2009年と2017年に首の手術を受けた経歴があります。9年前には頚椎椎間孔狭窄症が発見され、それに続いて椎間板ヘルニアのための二度目の手術を受けました。そのため、彼は現在も人工椎間板が挿入された状態です。

「これは私の三度目の手術です。痛みは昨年から感じるようになり、ここ数ヶ月で悪化しました。現在は左手が感じられず、特に指には激しい灼熱感があります」とYOSHIKIは語っています。彼の医師であるトッド・ランマン医師は、CTスキャンやMRIの結果を引き合いに出し、頚椎の状態が悪化していることを指摘しています。「C5-C6が動かないため、下のC6-C7に異常な圧力がかかり、その結果痛みを引き起こしています。」と、手術の必要性を訴えています。

また、YOSHIKIの健康を管理する医師らは、手術を受けるまでの2ヶ月間は痛みの軽減に努める方針を示しています。彼の激しいパフォーマンススタイルは彼の体に多大な影響をもたらし、多くのダメージを欠けていることも明らかになっています。YOSHIKIはライブ活動やレコーディングを通じてその姿勢を貫き、2023年も様々なプロジェクトに取り組んできました。ボーイズグループXYのプロデュースや、THE LAST ROCKSTARSのツアー、日本の災害支援活動、メンタルヘルス支援など、数々の慈善活動を展開してきたのです。

手術後のリハビリには数ヶ月を要することが予想されており、その間YOSHIKIは医師の厳重な監視下に置かれることになります。手術の成功を願いながらも、YOSHIKIは今後のツアーやパフォーマンスの再開について医師と相談しながら日程を調整しています。ファンや関係者に与える影響を深く理解しているYOSHIKIは、「多くの方々にご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます」と述べ、改めてファンの支援に感謝の意を示しています。

今後、手術とその回復に向けたYOSHIKIの戦いは、ファンや音楽業界にとって注目の的となります。あらゆる人々の応援を必要としているYOSHIKIに、改めて期待が寄せられています。