年を重ねる楽しさと共に、認知症高齢者が地域で活躍する「おせっかい商店街」開催
2025年4月13日(日)、京都市内の「Wonder Dining SOW」にて、株式会社あいらいふ、株式会社エクセレントケアシステム、そして多世代まちづくり団体「コノチカラ」が協力し、地域参加型イベント「おせっかい商店街」が開催されます。これは、認知症を患っている高齢者の方々が実際に買い物や調理、接客を行うことで、地域のコミュニティに参加し、交流を深めることを目的としたイベントです。
イベントの背景
「おせっかい商店街」の開催は、認知症がもたらす課題に対する新たなアプローチです。認知症は誰にでも起こり得るものであり、それに対して「やりたい」という気持ちを尊重し、地域社会で支え合う仕組みが必要です。
「おせっかい」とは、周囲が積極的に手を差し伸べることで、認知症患者の方も自分の意思を反映させやすくなります。この2つの側面は自己表現と社会参加の機会を生み出し、参加者自身の生きがいにもつながります。
さらに、商店街が本来持つ「人々のつながり」を再活性化させる役割も再考する必要があります。空き店舗が増える昨今ですが、商店街は本来、人々の生活を支えるための場所。その価値を再認識し、地域の核として機能するようになれるのではないでしょうか。
イベント内容
「おせっかい商店街」では、認知症グループホームの入居者が参加し、地域の商店街を訪れて買い物や調理、接客を行います。このプロセスにおいて、周囲の方々が「おせっかい」を楽しみながら自然と助け合うコミュニティが形成されます。
- - 日時: 2025年4月13日(日)9:00〜14:00
- - 場所: 京都府京都市北区紫野下門前町1-2「Wonder Dining SOW」(「新大宮商店街」「まごころサポート京都あいらいふ店」内)
- - 料金: お客様は1人2,000円。各回定員は8名。(1回11:00、12:00、13:00の3部制)
具体的な流れ
1.
買い物: 商店街で新鮮な食材を購入し、地元店舗の支援にもつなげます。
2.
調理: おしごと人が中心となり、参加者がサポートしながら料理を作ります。
3.
おもてなし: 作成した料理を自らお客様に提供します。心を込めたおもてなしが大切です。
4.
振り返り: 参加者全員で振り返りを行い、次回に向けての改善点を考えます。
参加者は一般の方々にも募集しており、また運営サポートを行っていただける「おせっかい様」も歓迎しています。地域の絆を深める良い機会です。
企業の理念
「おせっかい商店街」が行われる背景には、給食サービスや介護事業を展開するあいらいふの理念があります。高齢者も自分の気持ちを表現し、地域社会で希望を持って生活できる場を提供することが大切です。このイベントは、より豊かなシニアライフに寄与することを目的としています。
あいらいふは、今後もさまざまな立場の方々と協力し、「誰もが自分らしく安心して過ごせる社会」を目指します。
詳しい情報は、
こちらからご覧いただけます。お申し込みは「Wonder Dining SOW」まで。電話: 080-4856-4808
E-mail:
[email protected]