第一工業製薬が厚生労働省の『くるみん』認定を取得
第一工業製薬株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:山路直貴)が、2024年11月に厚生労働省から「くるみん」の認定を受けました。この認定は、同社が子育て支援に積極的に取り組んでいる証であり、期待される企業の存在となっています。
子育て支援への取り組み
同社は、社員がより良いワークライフバランスを実現できるよう、様々な制度を導入しています。在宅勤務やフレックスタイム制度の導入を通じて、個々のライフスタイルに合わせた働き方を促進してきました。また、法定以上の育児休業制度を設けていることも特徴です。2023年度の育児休業取得率においては、女性はなんと100%、男性も58%と大幅に改善されており、2019年度の男性の取得率はわずか8%でした。この進展は、男性社員にとっても育児参加がしやすくなったことを示しています。
『くるみん』認定について
「くるみん」とは、企業が次世代育成支援対策推進法に基づき、特定の基準を満たすことによって得られる認定です。具体的には「一般事業主行動計画」を策定し、その計画に沿った取り組みを実施して目標を達成する必要があります。この制度は、労働者が安心して子育てできる環境を整備するために、企業が果たすべき責務を明らかにするために存在しています。
この「くるみん」認定を得るためには、常時雇用する労働者が101人以上の企業が必要で、行動計画を都道府県労働局に届け出る義務があります。これにより、企業が子育てと仕事の両立に対して真剣に取り組んでいることを示すことができます。
今後の展望
第一工業製薬は今後も、社員が能力を十分に発揮できるような働きやすい職場環境を整備し、さらなる子育てサポートを進めていく方針です。社員一人ひとりが家庭と仕事を両立できるような施策を講じていくことで、企業成長と個々の充実感とを両立させていくことを目指しています。仕事と育児に対して理解のある企業文化は、今後も重要な要素となるでしょう。
まとめ
第一工業製薬の「くるみん」認定は、企業としての責任を果たすとともに、働く人々の幸福感を向上させる重要なステップです。これからも、子育て支援の充実に向けた取り組みを続ける企業として注目されます。