児童館と共済の取り組み
2020-09-09 12:00:04
こくみん共済 coop、全国の児童館に贈るなわとびで子どもたちの成長を支援
全国の児童館に寄贈したなわとび
こくみん共済 coopは、児童健全育成推進財団と新たにパートナーシップを結び、全国の児童館に向けてなわとびの寄贈を行いました。この取り組みは「子どもが主体」という理念に基づき、児童の健全な育成を支援する初の試みとなります。
活動の背景と目的
近年、特に新型コロナウイルスの影響により、子どもたちの運動不足が深刻な問題として浮かび上がっています。こくみん共済 coopが行った2020年のアンケート調査では、52.8%の親が子どもの運動不足を不安に感じていることが明らかになりました。そこで、全国の会員児童館2,639館に対して合計10,556本のなわとびを寄贈し、子どもたちが手軽に運動できる環境を整えることが狙いです。
本プロジェクトにおいては、なわとびを通じて体力向上だけでなく、コロナ禍での運動不足解消も目指されています。マスクを外したり、広い場所で遊んだりする機会が限られ、子どもたちの活動量が減少しているこの状況で、なわとびは手軽で楽しい運動の手段となるでしょう。
今後の取り組み
このパートナーシップは一度限りのものではなく、今後も定期的に他の運動器具や教具の寄贈を行う計画です。さらに、こくみん共済 coopは200以上の共済ショップで「じどうかんBOOK」を設置し、児童館に関する情報や啓発活動を促進していきます。
また、今後の活動として、児童館や放課後児童クラブ、さらには地域母親クラブなどへの寄贈や、子どもの健康を支援するためのイベント開催も視野に入れています。
こくみん共済 coopの役割
こくみん共済 coopは保障の生協として、協力団体や組合員と共に社会課題の解決を図っています。「こどもの成長応援プロジェクト」では、子供の体力低下と環境整備に取り組み、これまでに20,356本のなわとびを全国の児童館に寄贈してきました。
さらに「7才の交通安全プロジェクト」では、事故防止のために横断旗の寄贈を行い、子どもたちの安全を守るための活動にも力を入れています。教育と啓発の場である児童館との連携強化は、未来を担う子どもたちにとって大きな支えとなることでしょう。
児童健全育成推進財団について
児童健全育成推進財団は、地域社会の中で子どもたちが健康に育つ環境を提供する団体です。日本全国には4,500以上の児童館が存在し、自由に利用できる場所として多くの子どもたちに利用されています。専門職員が配置され、運動や遊びを通じて子どもたちの健全な成長を支援しています。今回の取り組みによって、さらに多くの子どもたちが健やかに成長し、たすけあいの精神を育む場が広がることが期待されます。
このように、こくみん共済 coopと児童健全育成推進財団の協力関係は、国の青少年育成施策とも相まって、全国の子どもたちの未来を明るく照らす大きな一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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全国労働者共済生活協同組合連合会
- 住所
- 東京都渋谷区代々木2-12-10
- 電話番号
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