子どもたちのサマースクール
2024-08-27 08:55:17

子どもたちが世界の課題を学ぶ「サマースクール」が大盛況

「サマースクール」で子どもたちが世界を知る



先日、文京区と中野区で開催された「ワールド・ビジョン・サマースクール2004」は、602名の小学生と保護者が集まり、大盛況のうちに終わりました。このイベントは、世界の子どもたちが直面している問題を学び、解決のために自分ができることを考える「グローバルキッズ」になることを目的としています。

イベントの概要



ワールド・ビジョン・ジャパンが主催するこのサマースクールは、2009年より毎夏実施されています。今年は、オンラインと対面でのイベントを合わせて3回開催され、多くの親子が参加しました。特に対面イベントにおいては、定員を大きく上回る応募があったため、参加者は調整されるほどの人気でした。これは、途上国の子どもたちの水・衛生に関する課題を学ぶことができるリアルな機会として、多くの人々に評価されています。

対面イベントの様子



中野区で行われた対面イベントでは、小学生たちが実際に水汲み体験を行い、途上国の子どもたちがどのように水を確保しているかを学びました。体調不良による欠席があったものの、参加した13名の親子は、アフリカや南アジアで使われている水汲み容器を手に取り、実際の重さを体感しました。「この重いタンクを持って6kmも歩くなんて!」と、驚きとともに気づきを得たようです。

また、イベントでは中高生のボランティアが大活躍。彼らは事前の準備を重ね、参加者へのサポートを行いました。ボランティアの経験を通じて、初めての挑戦や臨機応変な対応を学ぶ機会となったようで、参加した子どもたちからも「難しさを理解できた」といったスポンサーシップの声が上がっています。

オンラインイベント内容



さらに、オンラインイベントでは、ケニアの子どもたちと現地を仮想的に訪れるというユニークな試みが行われました。全564名の親子が参加し、秩序正しく設定されたプログラムに従って旅行を疑似体験。シマウマとの遭遇や、子どもたちの長い通学路について紹介された際には、驚きの声が上がりました。また、トイレや水道がないことの現実にも触れ、「安全な水とトイレをすべての人に」というSDGs目標6に尽力する重要性について再認識されたようです。

塩野義製薬との連携



塩野義製薬株式会社とも提携し、母子保健事業についてのオンラインや対面での気づきを得るセッションが設けられました。感染症予防について意識を高めたり、手洗いチェックを行ったりする場面では、親子での理解が深まり、自らの健康について考える機会が生まれました。「自分たちの手洗いが不十分だったと気づけた」といった報告もあり、今後の生活に役立つ知識が得られたことでしょう。

グローバルキッズ認定証



最後には、参加者一人ひとりに「グローバルキッズ認定証」が贈呈され、今回の経験が持つ意味を再確認しました。ワールド・ビジョン・ジャパンは、1987年の設立以来、国際的な視野を持った教育を通じて、子どもたちにグローバルな価値観を育ててきました。

今後もこのようなイベントが続けられ、日本の子どもたちが世界の課題に目を向け、行動を起こすきっかけとなることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
.css-zir7v7{font-size:15px;font-weight:600;line-height:1.5;color:rgba(0, 0, 0, 0.7);}特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
住所
東京都中野区本町1-32-2ハーモニータワー3F
電話番号
03-5334-5350

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。