地方からビバリーヒルズへ挑戦!
2026年2月、カリフォルニア州ビバリーヒルズにある有名セレブ御用達の高級ホテル「ザ・ビバリーヒルズホテル」を舞台に、地方の特産品を紹介する『FOOD&BEVERAGE SHOWCASE 2026』が開催されます。このプロジェクトは、熊本県熊本市に本社を置く株式会社KKTエンタープライズ(KKTEP)が主催し、日本の高品質の食品をアメリカの富裕層に提案することを目的にしています。
プロジェクトの背景
KKTEPは、アメリカ向けの食品輸出事業を新たな取り組みとして2025年に始めました。このプロジェクトは、中小企業庁が支援する『小規模事業者持続化補助金(共同協業型)』を受けており、今回で2回目の開催となります。これまでの10年間、KKTEPは全国の中小事業者に対して新商品開発や販路開拓を支援し、地元熊本を超えて多くの地方商品に触れてきました。
過去の商談会では、NYとLAで行われ、全国から17社が参加しました。参加者からは「アメリカでは知られていない商品を知ることができた」「日本の商品の魅力が伝わった」との声が上がり、手応えを感じています。しかし、小規模事業者の自社製品をアメリカ市場に輸出するには、大手メーカーと競争することは困難です。そのため、KKTEPは地方商品の「こだわり」「希少性」「クオリティ」を強調し、富裕層に向けた価値として変換することに注力しています。
高級ホテルでの商談会の意義
『ザ・ビバリーヒルズホテル』は、1912年の創業以来、マリリン・モンローやエリザベス・テイラーをはじめとする多くのセレブから愛されてきた名門ホテルです。その中で、ビバリーヒルズという高級エリアの象徴として、富裕層の的確なニーズに応じた商品提案を行うことが可能です。
商談会は単なる商品紹介ではなく、各地域の特性や素材の特徴を活かすプレゼンテーションが行われます。全体が一つのイベントとして進行し、バイヤーを飽きさせないように工夫されています。各商品の紹介は映像やプレゼンテーションを通し、地域のストーリーや商品に込めた想いを伝えます。
参加企業の選抜基準
今回の商談会には、全国から選ばれた13社が参加予定で、選抜基準は以下の5つです。
1. 作り手の『顔』が見える商品。
2. 商品には地域性、歴史、思想が存在する。
3. 他商品との差別化が明確な特徴がある。
4. 高品質の証明となる受賞歴や公式認定がある。
5. 健康や満足度を提供できる商品。
地方とアメリカをつなぐプラットフォーム
KKTEPは、アメリカ法人での日本からの食品輸入事業「Fresh Foods Master Inc.」をグループ化し、物流などのパートナーシップを構築しました。これにより、輸出に必要な全ての支援が受けられるプラットフォームが整いました。一方で、単なる大規模な流通ではなく、小ロットからでもチャレンジできる仕組みを提供しています。
地方の中小事業者は、アメリカ市場への進出が難しいとされていますが、KKTEPはそのハードルを下げ、地方の新たな可能性を広げるプロジェクトを推進しています。これからも、日本のユニークな食品を活かした事業展開に期待が寄せられます。