全国のご当地スーパーを巡る新たなガイド
10月2日、辰巳出版から新刊『日本ご当地スーパー大全』が発売されました。この本は、日本各地に存在するユニークなスーパーを自らの足で巡り、厳選した92店舗を紹介しています。著者はスーパーマーケット研究家の菅原佳己さんで、数多くのメディアで活躍しています。
ご当地スーパーは、地域で生産された食品や特有の惣菜、郷土料理を取り扱う店舗で、人々の生活になくてはならない存在です。この本では、そんなスーパーの魅力を新鮮な視点で切り取っており、食文化を知るだけでなく、旅の参考にもなる内容がつまっています。
スーパーマーケット研究家の情熱
菅原さんは1965年生まれで、2012年に出版した『日本全国ご当地スーパー 掘り出しの逸品』が大ヒット。その後『マツコの知らない世界』に出演し、岐阜県高山市の隠れた名物「あげづけ」を紹介。それが口コミで広まり、ご当地スーパーブームを引き起こしました。彼の情熱が伝わる本書には、訪れた店舗の詳細な情報や独自の視点が詰まっています。
魅力的なスーパーのラインナップ
本書は6つのパートに分かれており、各店舗の特長が詳しく説明されています。例えば、PART1では、地域に根ざした「地元愛」が感じられる店を紹介。これらの店舗は、地元の人々にとって特別な存在であり、地域の絆を強めています。
PART2では、看板商品の人気で知られる店が取り上げられ、その特有の商品群が旅行者にとっても楽しめる内容です。また、PART3には個性溢れるスーパーが登場し、ユニークな商品の数々に驚かされることでしょう。
食と文化の出会い
PART4では、地域のイベントやサービスが充実している店舗を紹介します。ダイナミックな朝市や地元の人との触れ合いは、訪問時の楽しみの一つです。PART5では、こだわりの商品を提供する店を特集し、特にグルメな方には見逃せない内容となっています。
そしてPART6では、新鮮な肉や魚、野菜を扱った店舗があり、これらは地域が誇る自慢の生鮮食品です。いずれも、訪れた人々に新しい食の体験を提供します。
便利なコラムとおまけ
さらに、本書にはコラムも収録されており、スーパーマーケットで偶然出会った素敵なアイテムや、個性的なデザインのダンボール箱、ロゴの配送車など、目を楽しませる内容が盛り込まれています。立ち寄った店舗でこだわりのバッグも見つけることができ、買い物の楽しみが広がります。
まとめ
『日本ご当地スーパー大全』は、多様な地域の食文化を楽しみながら、スーパーという身近な場所で新しい発見を提供してくれる一冊です。誌面いっぱいに広がる全国各地の魅力を通じて、自分自身の食の旅に出かけたくなることでしょう。旅行好きや食に興味のある方には必見の内容となっています。