長野県富士見町、保育所でICTサービス「CoDMON」を導入
長野県富士見町では、10月14日より公立保育所5施設において、株式会社コドモンが提供する保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」を導入することが決定しました。この取り組みは、保育所の業務効率を向上させると同時に、保護者とのコミュニケーションを円滑にすることを目的としています。特に、現在の保育所では紙でのお知らせや電話での連絡が多く、ICTの導入が待たれていました。
導入背景と目的
富士見町では、職員がシフト作成や保護者への連絡に多くの時間を費やしており、その効率化が求められています。そこで「CoDMON」の導入が決まりました。これにより、主な目的として以下の点が挙げられます:
- - 業務効率の向上
- - 保護者とのコミュニケーションの改善
- - より質の高い保育の提供
提供されるサービス
富士見町の保育所に導入される「CoDMON」の主なサービス内容は以下の通りです:
1. 保護者からの遅刻・欠席・お迎え連絡
保護者は専用アプリを通じて、園へ遅刻や欠席の連絡を迅速に行うことができます。この機能により、リアルタイムで情報を受け取ることができ、電話での対応が不要になります。
2. お知らせ一斉配信
保護者への連絡事項は、登録したテンプレートから簡単に選択し、情報を配信することが可能です。これにより、メールの利用だけでなく、スマートフォンの通知機能を利用して、効率よく情報を届けることができます。
3. 登降園管理
登降園管理は、QRコードを利用して行います。これにより、自動的に出席簿が作成され、延長保育の料金計算も効率化されます。保護者はこの状況をアプリを通じて家族と共有することもできます。
地域における期待
富士見町の担当者は、「コドモンを導入することで、保護者と保育士の利便性が向上し、子どもたちにとってより良い保育が提供できることを期待しています」と語っています。実際にこのICTサービスが導入されることで、保護者も職員もより質の高い環境で子どもと向き合うことができるようになるでしょう。
株式会社コドモンについて
株式会社コドモンは、東京都品川区に本社を置き、業界シェアNo.1を誇る保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」を運営しています。彼らの目標は、「子どもたちの育ちや学びを社会全体で支え合う世の中を実現する」ことで、そのための多角的な事業展開にも力を入れています。
このように、富士見町の保育所におけるICTサービスの導入は、今後の保育現場における変革をもたらす第一歩と言えるでしょう。