ミネベアミツミの新たな挑戦
ミネベアミツミ株式会社が、このたびサステナブル投資の指標である「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に選定されました。このインデックスは、グローバルなインデックスプロバイダーFTSE Russellが策定したもので、企業の環境、社会、ガバナンス(ESG)における優れた取り組みを評価するものです。特に、企業のパフォーマンスを数値化することで、投資家にとっての透明性を提供し、持続可能な投資を促進しています。
FTSE Blossom Japan Indexとは?
FTSE Blossom Japan Indexは、特にサステナブルな企業に投資するファンドや金融商品に利用されることが多く、これは今後の投資の流れを大きく変える可能性があります。この指数に選定された企業は、コーポレートガバナンスや気候変動、健康・安全性、腐敗防止といった多岐にわたる評価基準をクリアしており、それがサステナビリティの基盤となっています。ミネベアミツミがその構成銘柄に含まれることで、同社の持続可能な取り組みがあらためて評価されました。
会社の理念と事業ポートフォリオ
長野県に本社を置くミネベアミツミは、ベアリングや半導体、モーター、センサーなど多岐にわたる機器を製造する精密部品メーカーです。ユニークな事業ポートフォリオを持つ同社は、「より良き品を、より早く、より多く、より安く、より賢くつくる」という経営理念を掲げています。この理念のもと、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが行われています。
相合(そうごう)と呼ばれるこの理念は、同社が提供する新しい価値を創造するための重要な要素です。相合の概念は「総合ではなく、相い合わせること」にあり、すべてのリソースを結集させることで相乗効果を生むことに力を注いでいます。
サステナビリティの実現に向けた取り組み
ミネベアミツミは、これまでも様々なESG関連の指標に選定されてきました。
- - MSCI 日本株 ESG セレクト・リーダーズ指数(継続選定)
- - MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)(継続選定)
- - FTSE Blossom Japan Sector Relative Index(継続選定)
- - S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数(継続選定)
- - Morningstar 日本株式 ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数(除くREIT)(継続選定)
これらの指標に選定されることは、企業の社会的責任を果たすことの重要性を理解し、持続可能な経営に力を入れている証拠です。今後も同社は、企業活動を通じてサステナブルな社会の実現に向けて積極的に取り組んでいくことが期待されています。
未来へのビジョン
ミネベアミツミは、「会社」と「地球・社会」の両立を目指し、持続可能な未来を築くための施策を講じています。今後もESGへの取り組みを強化し、企業価値向上を図ることで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
報道関係者向けのお問い合わせは、ミネベアミツミ株式会社広報・IR室までどうぞ。
経済やビジネスの環境が変化する中、ESG投資はますます注目されています。ミネベアミツミの施策は、他の企業にも良い影響を与え、持続可能な経済の発展に寄与するでしょう。