新たな循環の創出に向けて
2021年に入ってから、株式会社スマイルズの遠山正道氏が産地型サーキュラーエコノミープロジェクト「REKROW」のアドバイザーに就任しました。このプロジェクトは、広島県福山市を盛り上げ、地域の繊維産地に新たな風を吹き込むことを目的としています。
遠山氏は、これまでの経験をもとに業界の常識を覆す発想を持ち込むことで、REKROWが目指す持続可能なビジネスモデルの確立に寄与すると期待されています。これにより、商品開発や販売、さらにはワークウェアの製作からアップサイクルに至るまで、新しい循環をつくり出す仕組みを構築することが目標です。
REKROW TALKSの開催
さらに、REKROWでは「REKROW TALKS」というトークイベントも始まります。このイベントでは、産地型の取り組みやプロジェクトの進捗状況を広く伝えることを目指しており、第一回のゲストとして遠山氏に加えて、広島県福山市で1893年から続くカイハラデニムの代表取締役会長、貝原良治氏が招かれます。
イベント概要
- - 日時: 2021年4月29日(木・祝) 18:00-19:30(開場: 17:30)
- - 場所: ONOMICHI SHARE & オンライン配信予定
- - 参加費: 無料(会場定員50名)
- - 応募: 会場参加の申し込みは4月上旬から受付開始予定。詳細は公式サイトで発表する予定です。
この「REKROW TALKS」は、地域の魅力やプロジェクトの背景を知る大きなチャンスですので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
遠山正道氏のプロフィール
遠山正道氏は1962年に東京都で生まれ、慶應義塾大学商学部を卒業後、三菱商事に入社しました。その後2000年に株式会社スマイルズを設立し、現在の代表取締役社長を務めています。主な事業には「Soup Stock Tokyo」やネクタイ専門店「giraffe」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」などがあり、彼の掲げる企業理念は「生活価値の拡充」です。その思想は、既成概念を超えた新しいライフスタイルの提案に集約されています。
REKROWとは?
「REKROW」は2020年11月に広島県福山市を拠点にスタートしたプロジェクトです。このプロジェクトが目指すのは、地域で生まれたワークウェアが地域に根付き、循環していくという新たな価値を創出することです。地域の魅力を大切にし、未来のものづくりを提案する活動を行っています。
今後の「REKROW」に注目し、持続可能な未来の実現に向けた取り組みに期待が高まります。地域産業が再生し、新たな価値が生まれることを願っています。
問い合わせは一般社団法人地域イノベーション財団へどうぞ。
さあ、未来を創るこのプロジェクトに、一緒に参加しませんか?