チェック・ポイントのQuantum Firewall Software R82がEAL4+認証を取得!

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズとは



サイバーセキュリティの分野で国際的に知られるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(以下、チェック・ポイント)は、AIを駆使したクラウド型のセキュリティプラットフォームを提供しています。同社は、10万以上の組織を保護するリーディングプロバイダーとしての地位を確立しています。特に、その『Infinity Platform』は、リアルタイムでの攻撃予測や迅速な対応を可能にする強力な機能を備えており、企業のセキュリティ対策において高い評価を受けています。

Quantum Firewall Software R82のEAL4+認証取得



2023年、チェック・ポイントは同社の革新的なネットワークセキュリティソフトウェア『Quantum Firewall Software R82』が、コモンクライテリアのEAL4+認証を取得したことを発表しました。コモンクライテリアとは、IT製品のセキュリティを評価するために採用された国際的なフレームワークであり、その中でもEAL4+は商業技術の中で最高レベルに位置づけられています。この認証は、厳格な基準をクリアした製品に与えられるもので、特に重要なインフラや政府機関、さらには防衛関連の組織においては、その信頼性が特に重視されます。

この認証取得に際して、チェック・ポイントの製品管理部門バイスプレジデントであるエヤル・メノー(Eyal Manor)は「この認証は、お客様に信頼性と検証可能性の高いセキュリティを提供するための当社の継続的な取り組みの成果です」と述べ、チェック・ポイントが提供するセキュリティの高水準を再確認しました。

セキュリティ機能と評価



R82には高度な脅威対策と拡張性のあるポリシー管理の機能が搭載されており、これにより様々な環境下での効果的な保護が実現されています。ドイツ連邦政府情報セキュリティ庁(BSI)によって行われたこの認証プロセスでは、R82がセキュリティゲートウェイ、セキュリティ管理、そしてMaestro Orchestratorのハイパースケールネットワーク構成を含んでいることが評価されました。これにより、国際的な基準であるコモンクライテリア(CC、ISO/IEC 15408)において評価保証レベル4+に準拠していることが証明されました。

コモンクライテリアの重要性



コモンクライテリアは、IT機器やソフトウェア製品のセキュリティを担保するための重要な指針です。この基準をクリアすることによって、製品はユーザーに対して高い品質と信頼性を示すことができ、特に商業用技術に関してはその重要性が増しています。また、この認証は国際承認アレンジメント(CCRA)および欧州SOG-IS相互承認協定(SOG-IS MRA)の下で承認されており、30カ国以上の参加国で同様の基準を満たす製品として広く認識されています。

まとめ



チェック・ポイントのQuantum Firewall Software R82がEAL4+認証を取得したことは、サイバーセキュリティの分野における同社のさらなるリーダーシップを意味しており、特に重要なインフラを保護するための強力なツールとなっています。この認証により、チェック・ポイントは引き続き、信頼できるセキュリティ基盤を提供し続けることが期待されています。今後も同社の技術革新から目が離せません。

会社情報

会社名
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-2-8虎ノ門琴平タワー25F
電話番号
03-6205-8340

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。