介護DXの新たなステージ "100年手帳" の魅力
株式会社ツクイは、介護サービスを利用するご家族向けに新たなウェブサイト「100年手帳」をリリースしました。この会員制サイトは、デイサービスの連絡帳や請求書といった重要な情報をデジタル化することで、介護を行う家族の利便性を高めることを目的としています。
デジタル化される介護情報
「100年手帳」にログインすると、デイサービスでの健康に関するデータや、請求書、そして当社からのお知らせが閲覧できるようになります。健康データは最大90日前まで遡って確認でき、利用料の請求書は最大15ヶ月分の履歴が見られます。これにより、別居の家族とも情報を簡単に共有できるのです。
このサービスは、全てのデイサービス利用者が利用できるため、全国の介護を支援する重要な手段となるでしょう。なお、このウェブサイトの名前「100年手帳」には、超高齢社会での課題に向き合うというツクイグループのミッションが反映されています。
介護と医療の橋渡し
「100年手帳」の最大のメリットは、介護と医療の連携を強化する点です。利用者の健康データを簡単に医療従事者に見せることができるため、受診時の情報共有がスムーズに行えます。このように、より良い医療サービスが得られる環境づくりにも寄与します。
さらに、ペーパーレス化を進めることで、年間約800万枚もの紙の使用を削減できる見込みであり、環境保護にも貢献しています。
利用者の声を反映した今後の展望
株式会社ツクイは、今後「100年手帳」の機能をさらに充実させていく計画です。利用者の同意による紙の連絡帳の廃止も視野に入れ、デジタルによる利便性向上を目指します。
介護のプロフェッショナルツクイ
株式会社ツクイは1983年に介護事業を開始し、今や全国に550か所を超えるデイサービスを運営しています。介護業界のリーダーとして、在宅サービスや居住系介護サービスさらには看護サービスを展開。自社のヘルスケアIT部門である「DIGITAL LIFE」と連携し、今後もより良いサービスの提供に尽力します。
まとめ
介護サービスのデジタル化は、家族や医療従事者にとって非常に重要な課題です。「100年手帳」はその一翼を担うサービスとして、多くの家庭の助けになることでしょう。介護における情報の透明性と共有が進むことで、より快適で確かな介護を実現する手助けとなります。今後の発展に注目が集まります。