漁師の酒文化プロジェクト
2022-04-25 14:10:01

愛媛の漁師YouTuberが挑む新たな酒文化プロジェクトの全貌

愛媛の漁師YouTuber、海中熟成酒に挑戦



愛媛県の漁業共同組合津倉支所の組合員である人気YouTuber、瀬戸内海の漁師まさと氏が地域活性化を目指し、新たなプロジェクトに取り組み始めました。このプロジェクトは、「海中熟成酒」として知られる新たな日本酒とワインの熟成方法を基盤にしています。

プロジェクトの概要



漁師まさと氏は、合計400本以上の日本ワインと日本酒を独自の方法で海に沈めることを計画しています。この取り組みは、2022年4月25日から7月22日の期間中に、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」上で予約販売されます。半年後に作られる海中熟成酒は、特に愛媛県大島の複雑な潮流の中で熟成されることで、他にはない魅力を持つと期待されています。

魚業界からYouTuberへ



大学卒業後、漁師としての道を選んだまさと氏は、コロナ禍の影響で飲食業界が厳しい状況に陥る中、YouTubeに自らの釣りや漁の様子を配信する決意をしました。彼の動画は、視聴者が何を求めているのか、何を見たいのかを常に考えながら制作されています。この挑戦は、漁師業を次世代に伝えるための手段でもあり、彼自身が育った地元大島を活気づけるための第一歩でもあります。

海中熟成酒の魅力



海中熟成酒は、漁師まさと氏のアイデアから生まれたもので、海の環境を利用した新しい日本酒のスタイルを提案しています。愛媛県大島の潮流は、日本三大潮流としても知られており、この地域の特徴的な水の流れが酒の味わいに影響を与えます。このメーカーが持つ独自の海中熟成方法により、味わい深いお酒が生まれることが期待されています。

未来への展望



「海中熟成酒」は、このプロジェクトの序章とも言えるもので、今後さらなる発展が見込まれています。漁師まさと氏の地元では、2015年に「大三島みんなのワイナリー」が設立され、2019年には醸造所も完成しています。この地域が結集し、ワイナリーによる新たな酒文化を育む可能性が秘められています。

しまなみワイナリー海道構想



しまなみ海道にある6つの島々には、それぞれの特性を活かしたワインや酒の生産が期待されており、漁師まさとの活動がその始まりを告げています。彼は地元の魅力を広め、さまざまな食文化や芸術活動とコラボレーションすることで、地域の文化を豊かにしようとしています。

まとめ



漁師まさと氏の「海中熟成酒」プロジェクトは、地域ごとの新たな酒文化の創出を目指す壮大な取り組みの第一歩です。今後も、さらなる地域おこしに向けた多様なプロジェクトが展開されることが期待されます。この活動を通じて、愛媛県をはじめしまなみ海道地域の魅力が一層引き出されることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社CruX
住所
東京都台東区元浅草2-11-11
電話番号
03-5826-4440

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