アートと植物の調和を楽しむ「園芸部発表会」の魅力とは

アートと植物の出会いを楽しむ「園芸部発表会」

全国各地で個展を開催し、美術館でのインスタレーションやアートイベントにも携わっているアーティスト、細見博子さん。彼女の作品は、鉛合金を溶かし、ソリッドワークスを利用して作られたガラスや天然石が独自に組み合わさったもので、硬さを感じさせながらも生き生きとしている動植物の形を表現しています。その背後にはユーモアと深い物語が隠れており、観る人々の想像力を刺激します。

こうした魅力的な作品群が会される「園芸部発表会」が、今年も開催されます。細見さんが長年の経験を通じて憧れを抱いてきた植物とのつながりから生まれたこのイベント。作品に植物を植えることで、アートと自然が調和し、互いの美しさを引き立てる、新たな生命が宿るかのような作品が誕生します。

選び抜かれた植物たち

発表会では、細見さんが選んだ独自の植物が展示されます。少し変わった形を持ちながらも、日常生活に自然に溶け込む植物たちです。市場ではなかなか見かけることのない種類もありながら、育てやすさも重視されています。それぞれが個性的で魅力的な植物を揃えているので、自分だけのお気に入りを見つける楽しみも十分です。

展覧会の詳細

「園芸部発表会」は2週にわたって週末に開催されます。特に2週目の土日には、近隣の靭公園で「バラ祭」が同時に行われるため、色とりどりの花々に囲まれたアートと植物の世界に、ぜひ浸ってみてください。アートと自然の調和を感じながら、特別なひとときを過ごせること間違いなしです。

- 会期日時: 1st /5月9日(金)～11日(日) 2nd/5月16日(金)～18日(日) 12:00～18:00
- 場所: 磊KOISHI 大阪市西区靱本町1-16-5 west side hommachi ２F

また、アクセスも良く、大阪メトロの本町駅から徒歩数分の距離。特に、御堂筋線を利用される方には、地下通路を通る方法もありますが、地上に出てからの道のりがおすすめです。

「磊（こいし）」の紹介

このイベントが開催される「磊（こいし）」は、大阪の中心に位置するクラフトアートショップで、現代作家による陶磁器やガラス、金属製の花器やオブジェを取り扱っています。"花を生けずとも空間を引き立てる作品"をコンセプトにしたこのショップでは、温かみのある手仕事から生まれた個性的な作品が並びます。細見さんの作品を含むさまざまなアートを楽しむ中で、ぜひ一度足を運んでみてください。

観覧は自由ですので、皆様のお越しを心よりお待ちしております。