親子で漁師体験
2024-10-31 00:14:24

親子で漁師体験!子どもたちが学ぶ日本の漁業の魅力とは

親子で漁師体験!子どもたちが学ぶ日本の漁業の魅力とは



2024年10月、株式会社フーディソンが運営する鮮魚専門店「サカナバッカ」では、親子参加型の特別なイベント「ツッテバッカの旅」が開催されました。このプログラムは、子どもたちに日本漁業の重要性や課題を体験を通じて学んでもらうことを目的としています。今回、参加したのは7~9歳の子どもたちとその保護者、計4組です。

日本漁業の現状と課題



現在、日本の漁業は漁獲量や従事者の減少、さらにはALPS処理水の海洋放出による風評被害など、多岐にわたる課題に直面しています。しかし、日本の海には四季折々の豊かな漁獲物や、各地域ごとに根付いた伝統的な漁法や食文化が存在します。これらの魅力を次世代にしっかりと伝え、持続可能な漁業を育むためには、子どもたちに現場での体験を通じて学んでもらうことが不可欠です。

今回の「ツッテバッカの旅」という体験型プログラムは、昨年に引き続き開催され、多くの子どもたちにとって貴重な学びの場となりました。

ツッテバッカの旅の内容



10月13日 - 西伊豆での漁業体験



イベント初日は西伊豆町にて行われました。参加者たちはまず「はんばた市場」に集合し、自己紹介からスタート。次に漁船「龍海丸」に乗り込み、いざ漁場へ。 ライフジャケットを着用し、海に出ると、彼らは早速釣りに挑戦します。初めは苦戦しながらも、最終的にはレンコダイやアカヤガラを釣り上げ、大いに楽しむことができました。

釣りを終えた後は、釣った魚を市場で地域通貨「ユーヒ」と交換するプロセスを体験します。「初めて稼いだよ!」と嬉しそうに、母親にコーヒーをプレゼントする子どもの姿が見られました。

さらに、翌日の販売に向けて魚の梱包を学び、その後は段ボール釜でのピザ作りに挑戦。西伊豆のわさびや鰹節を使って、子どもたちはオリジナルピザを作り、出来上がった料理を笑顔で頬張りました。

10月14日 - サカナバッカ中目黒での販売体験



2日目は、東京都中目黒にあるサカナバッカで行われました。子どもたちは自身が釣った魚の値付けを行い、ポップ作成に取り組みます。「僕が釣った!高く売れる!」といった声が聞かれる中、試食を提供する最後の段階では、最初の緊張を克服し、積極的にお客様に声を掛ける姿が印象的でした。

このプログラムを通じて、彼らは漁業の全工程を学び、海で獲られた魚がどのようにして家庭の食卓に届くのかを理解する充実した経験を得ることができました。

参加者の声



イベントを終えた参加者からも多くの感想が寄せられました。
  • - 「最初は全然釣れなかったけど、最後に5匹釣れたからうれしかった!」(7歳)
  • - 「ピザづくりがすごく楽しかった!」(8歳)
  • - 「普段はできない貴重な体験でした。」(保護者)

最後に



この「ツッテバッカの旅」は、漁業に対する子どもたちの理解を深める貴重なイベントとなり、漁業に携わる全ての人たちへの感謝の気持ちを育む機会ともなりました。今後もフーディソンや地域の関係者たちは、子どもたちに地域の魅力と日本の漁業を体験する機会を提供し続ける方針です。


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会社情報

会社名
株式会社フーディソン
住所
東京都中央区勝どき3-3-7ケンメディアビル5階
電話番号

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