陸上の未来を切り拓く「RIKUJO JAPAN」
2024年7月、陸上競技の新たなプロジェクト「RIKUJO JAPAN」が立ち上がります。このプロジェクトは、日本陸上競技連盟(JAAF)が推進するもので、「陸上でスポーツ界、ニッポンを変えていく」という明確なビジョンを掲げています。そして、プロジェクト活動の輪を広げるために、一般向けの連携申請フォームが公開されました。これにより、陸上の魅力をより多くの人に伝えていきたいと考えています。
RIKUJO JAPANとは?
「RIKUJO JAPAN」は、JAAFが展開するウェルネス陸上の実現を目指す取り組みの一環です。2017年に策定された「JAAF VISION」から始まり、すべての人が楽しめる陸上環境を整えることが目的です。2022年には中長期計画「JAAF REFORM」を発表し、参加機会の提供、ファン拡大、ファミリーサービスの3つの柱を設定。これに基づき、陸上の持つポテンシャルとその未来をより明確に具現化していきます。
申請プロセスの詳細
「RIKUJO JAPAN」への連携を希望される方は、特設サイトから申請書類をダウンロードし、必要事項を記入の上、RIKUJO JAPAN事務局に送付してください。審査には最長2週間かかりますが、承認が得られ次第、実施に向けた具体的なやり取りが始まります。申請詳細は公式サイトをご覧ください。
キッズデカスロンチャレンジ®の紹介
「キング・オブ・アスレティックス」と称されるデカスロンにヒントを得た「キッズデカスロンチャレンジ®」は、日本陸連が提供するキッズ向けプログラムです。このプログラムは、多種目の基本運動(走・跳・投)に参加者が楽しみながら挑戦できる環境を提供します。主催大会の会場外にもブースを設置し、誰でも気軽に参加できるイベントを展開しています。
クラウドファンディング「CAMPFIRE」への参加
また、陸上競技の発展をサポートするために、JAAFは国内最大級のクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」と提携し、陸上活動に関わる人々の挑戦を支援しています。この取り組みを通じて、アマチュアからプロまでの幅広い層の人々に資金調達の新たな道を提供します。
「RIKUJO JAPAN」は、ただの陸上競技の企画ではなく、より広範な社会への影響を考えたプロジェクトです。今後、東京2025世界陸上での成功を受けて、多くの方に陸上の魅力を伝えていく活動を続けることで、ウェルネス陸上の実現に向けてさらなる一歩を踏み出していく予定です。