トレノケートの2021年を振り返る
2022-03-02 13:00:09

デジタル改革を進めるトレノケートの2021年受講者数レポートから考えるIT人材の重要性

トレノケートホールディングスの2021年受講者数レポート



IT人材育成を手掛けるトレノケートホールディングスが発表した2021年の国内受講者数に関するレポートが話題を呼んでいます。今年はデジタル庁の設立やDX投資促進税制の導入など、国を挙げてのデジタル化推進が進んだ年でした。このような背景の中で、トレノケートの提供する研修サービスの受講者数は前年に比べ約1.2倍に増加しており、企業におけるIT人材の需要の高まりが伺えます。

セキュリティ関連コースが来た!増加率約3.8倍


2021年の受講者数増加率で最も目を引いたのがセキュリティ関連コースです。受講者数は前年対比で約3.8倍に達しました。この背景には、テレワークの普及によって全社員に求められるセキュリティ対策の重要性が高まったことが考えられます。受講者からは「具体的なセキュリティ体制づくりについて理解できた」という声が多く、今後ますますセキュリティ対策が企業にとって不可欠であることを示しています。

DX人材育成に必要なスキルは多岐にわたる


また、AIやデータ分析、ビジネススキルに関連するコースの受講者数も大きく伸びました。企業がDXを進める中で、これらのスキルセットはますます重視されており、受講者も多様性が求められる時代に突入しています。当社は、全階層向けに合計1400以上の研修コースを提供し、ビジネスとITの融合を進めています。

トレノケートの実績


トレノケートホールディングスは、近年の成果をもとに世界的にも評価されています。Microsoft社より「Partner of the Year 2021」やGoogle Cloudからの「Authorized Training Partner of the Year 2020」などの受賞歴も持ちます。さらに、リモート教育の普及に伴い、オンライン研修の受講者数も2020年比で約1.6倍となるなど、新しい学びの形を実現しています。

日本のデジタル化の進展と課題


ただし、日本のIT人材の育成には依然として課題が多く存在します。IMDの「世界デジタル競争力ランキング」での日本の順位は28位。この現状を打破するべく、全社員がITスキルを磨き、攻めのITを実現していくことが求められています。また、トレノケートはこれからも必要とされるスキルの変化に合わせ、研修内容の見直しを行い、より効果的な人材育成に向けて邁進していく姿勢を示しています。

日本のデジタル改革は進んでいるとは言え、まだまだ道半ばです。企業各社はIT人材の育成にもっと真剣に取り組む必要があり、それが企業の競争力を左右する要因となることでしょう。トレノケートの例が示すように、進化するビジネス環境に合わせ、適切な人材育成施策を講じることは未来を見据えた企業の責任です。

会社情報

会社名
トレノケートホールディングス株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6丁目8番1号 住友不動産新宿オークタワー20階
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。