リソグラフと活版印刷のワークショップ
秋田市文化創造館が2024年6月から常設する工作スペース「ソウゾウカンラボ」では、創造性を引き出す多彩なワークショップを展開しています。その一環として、2025年8月17日(日)に行われる「リソグラフと活版」ワークショップが注目を集めています。このイベントは、理想科学工業製のリソグラフ印刷機と活版印刷の技術を用いて、参加者がオリジナルの印刷物を制作するものです。
リソグラフ印刷の魅力
リソグラフ印刷とは、デジタル孔版印刷によって行われるもので、その独特な風合いが魅力です。かすれやにじみを活かした印刷が特徴で、最近ではZINE(自己出版の冊子)の制作にも多く使用されています。リソグラフは様々な紙に対応し、ポストカードや封筒など、幅広い作品を作り出すことができます。秋田市文化創造館にはリソグラフ印刷機が1台設置されており、毎週水曜日と土曜日には「リソの日」として、誰でも使用できるスペースとして開放されています。
活版印刷の魅力
その一方で、活版印刷は活字を組み合わせて作成する方法です。インクを塗布し、用紙に押し当てることで、凹凸のある重厚感のある印刷物が生まれます。活版印刷は、その特性によって視覚的な楽しさだけでなく、触覚にも訴える作品が生まれる魔法のような手法です。この技術を使えば、普通の紙が特別なアート作品に進化します。
ワークショップ詳細
この印刷ワークショップは、専門家である中野活版印刷店の講師とともに開催されます。参加者は、リソグラフ印刷で下地を作り、その上に活字を重ねることで、自分だけの印刷物を完成させることができます。次のような詳細が設けられています:
- - 日時:2025年8月17日(日)13:00~16:30
- - 会場:秋田市文化創造館 1階コミュニティスペース
- - 定員:12名(事前申し込み、申し込み多数の場合は抽選)
- - 参加費:1,000円(税込)
- - 持ち物:リソグラフ用の原稿(手書きまたはデータ)を事前に用意してください。データフォーマットは参加者が決定後、メールでの送付か直接のやり取りでお知らせします。
参加希望者は、2025年8月3日(日)までに必要事項をウェブフォームに記入して申し込む必要があります。申込リンクはこちらです:
ワークショップ申込フォーム
まとめ
「リソグラフと活版」ワークショップは、印刷技術の楽しさを体験できる貴重な機会です。新しい表現方法に触れ、自分だけの作品を手にしてみたい方は、ぜひこの機会に参加してみてください。秋田市文化創造館で、新しい技術とアートの可能性を広げる体験をお楽しみください!