サバイバル体験で森の大切さを学ぶ
長野県南箕輪村の美しい森林を舞台に、小学生から大人までが楽しめる特別なイベントが開催されることになりました。この「レーザータグ型サバイバルゲーム」は、ただの遊びにとどまらず、参加者に自然と林業の重要性を伝える教育的な役割も果たします。これにより、参加者のコミュニケーションスキルや自然への感受性を育むことができるのです。
安全に配慮されたサバイバルゲーム
このイベントでは、参加者は赤外線銃と受信機を使い、安全な環境でミッションを達成しながらチームワークを発揮します。大自然の中を駆け回る中で、子どもたちは楽しみながらも戦略を考え、協力することが求められます。その結果、友達との絆を深めたり、自然の美しさに気づくきっかけとなるでしょう。
森のことを学ぶ特別講義
さらに、特別企画として「学校では教えてくれない森のこと」についての講義も行われます。このセッションでは、林業家が子どもたちの素朴な質問に答え、「木はどうやって育つのか?」や「なぜ木を伐る必要があるのか?」といったテーマを通じて、森の営みを楽しく学ぶ時間が提供されます。このような体験を通じて、子どもたちが森林を身近に感じ、興味を持つ機会を作ることが目指されています。
イベントの意義
このイベントは、森と人をつなぐ架け橋としての役割を果たします。森林は祖先から受け継がれた貴重な資源ですが、現代では木材価格の低下により山の手入れが進まず、森林が抱える問題は深刻です。これらの問題を解決するためには、経済的な基盤を整え、林業への理解を深めることが不可欠だと考えられています。このサバイバル体験を通じて、地域の人々が森に関わり、その重要性を理解することが期待されています。
イベントの詳細
- - 日時: 2025年8月17日(日)12:00〜16:00
- - 場所: 信州経ヶ岳高原キャンプ場下の森(長野県上伊那郡南箕輪村)
- - 対象: 小学生以上(小2以下は保護者同伴)
- - 定員: 先着50名
- - 参加費: 3,500円(保険料込)
応募方法
参加希望の方は、BE FORESTERの公式サイト(https://beforester.net/)からお申し込みが可能です。「応募フォーム」から直接申し込むことができます。また、出張イベントやその他の質問についてもサイトの「お問い合わせ」から受け付けています。
主催者の想い
主催者は「自然を楽しむことが森林を守ることにつながる」と信じています。森で遊ぶことで、自然や林業に関心を持つ人が増えることを期待し、森と人が元気になる未来を目指しています。
今回のサバイバル体験を通じて、参加者が森林の価値を理解し、保護するための意識を高めるきっかけとなることを願っています。