Web3とAIの未来をつなぐ業務提携
2023年に入ってから、Web3とAI領域における人材流入を加速させるために、株式会社プロタゴニストと株式会社WAVEEが業務提携を結びました。この提携により、両社はグローバルな変化の中で急速に進化するWeb3やAI分野において、確かな人材を企業に供給する仕組みを構築することを目指しています。
プロタゴニストとは
プロタゴニストは、東京都港区に本社を置き、Web3やAI分野に特化した人材紹介サービスを展開しています。彼らの主な強みは、インタビューメディア「PlusWeb3」を通じて独自に築いた人材データベースです。このプラットフォームを活用して、ブロックチェーン、NFT、分散型金融(DeFi)などの先端技術に挑戦する企業と、その分野で活躍したい求職者のマッチングを実現してきました。2024年2月には上場企業であるコンフィデンス・インターワークスグループに参加し、さらなる事業拡大を目指しています。
WAVEEの取り組み
一方、WAVEEは東京都千代田区に本社を構え、Web3.0時代の新たな仕事マッチングプラットフォームを提供しています。彼らは「Give to Earn」という理念のもと、あらゆる人材と案件をDAO(分散型自律組織)を通じて統合し、より効率的なマッチングを実現することに取り組んでいます。このトークンエコノミーの実装によって、人材が最大のパフォーマンスを発揮できる環境を整え、人と組織の最適な関係を作り出すことを目指しています。
提携の意義
この提携によって、プロタゴニストの持つ人材紹介サービスと、WAVEEの仕事マッチングプラットフォームが融合し、より多くの優秀な人材がWeb3企業にはびこることが期待されています。最近、米国でトランプ前大統領がビットコイン準備金を設立するなど、暗号資産に対する規制の整備が進む中で、日本におけるWeb3業界への情報流入は依然として限られています。今回の提携は、これを打破し、日本企業の国際競争力を高める一助となることでしょう。
両社のコメント
提携に関するコメントも寄せられています。WAVEEの代表取締役、早川裕太氏は「WAVEEは新しい働き方の実現と、企業と人材をつなぐ架け橋となることを目指しています。この業務提携により、Web3/AI領域の業界に特化したマッチングが行えるようになります。」と語っています。また、プロタゴニストの取締役、鶴田悠貴氏は「Web3/AI領域は急成長しており、適切な人材の確保が企業の成長には欠かせません。この提携を通じて、より多くの価値を提供できると自信を持っています。」とコメントしています。
具体的な取り組み
業務提携の具体的な活動内容としては、以下のようなポイントが挙げられます:
1.
メディア「PlusWeb3」を通じた人材データベースの活用:両社のシステムを融合させ、求職者と企業のマッチングを効率化。
2.
共同イベントやセミナーの開催:求職者向けのイベントを通じて、情報の提供やネットワーキングの機会を創出。
3.
市場拡大に向けた啓発活動:両社の幅広いネットワークを活用し、Web3/AI領域の普及を図ります。
両社はこの提携を通じて、Web3/AI領域での競争力向上を目指し、日本社会におけるプレゼンスを強化していく方針です。
各社の詳細な情報については、公式サイトにも掲載されていますので、ぜひご覧ください。