ニフコとエスプールが手掛けるサステナビリティ教育の新たな実証実験
ニフコとエスプールによるサステナビリティ教育の実証実験
株式会社エスプールが、サステナビリティ研修ツール「PivottAサステナ」を利用して、株式会社ニフコと共同で実施する実証実験が注目を集めています。この実験の背景には、環境問題や人権問題に対する理解を深める必要性があります。エスプールはこの取り組みを通じて、サプライチェーンマネジメントの強化と脱炭素を中心とした企業の意識向上を図ろうとしています。
実証実験の背景
エスプールの提供する「PivottAサステナ」は、約200社、10万人以上の従業員に利用されている人気の研修ツールです。動画を使って分かりやすく環境や社会問題について学ぶことができるこのツールは、多様な業界での導入が進んでいます。
一方、ニフコは、エンジニアリングプラスチック製品を手掛けるグローバル企業であり、サステナビリティ経営を積極的に推進しています。特に自動車業界においては、環境保全や持続可能な製造プロセスが求められています。これに伴い、ニフコは約40社の取引先企業に対して、PivottAの導入を進めていくことにしました。
実証実験の具体的な内容
実証実験は主に3つのフェーズから構成されています。
フェーズ1：動画学習
最初の6か月間では、取引先企業の経営層および従業員に、サステナビリティに関する動画コンテンツを視聴してもらいます。このフェーズでは、環境問題や社会問題に対する理解を深めることを目指しています。
フェーズ2：意識調査
動画の視聴前後に意識調査を実施し、参加者のサステナビリティに対する意識の変化を測定します。これにより、動画学習が果たす役割を定量的に分析します。
フェーズ3：コンサルティング提供
意識調査の結果をもとに、国内のサプライチェーン全体へのサステナビリティ意識の浸透を図るため、最適なコンサルティングサービスを提供します。これにより、それぞれの企業が独自のサステナビリティ戦略を構築する手助けを行います。
連携先の概要
正確な理解を深めるために、連携先であるニフコについても少し触れておきましょう。
- - 商号：株式会社ニフコ
- - 代表者名：代表取締役社長 兼 CEO 柴尾 雅春
- - 所在地：神奈川県横須賀市光の丘5-3
- - 設立年：1967年
- - 事業内容：エンジニアリングプラスチック製品（工業用ファスナー、精密成形製品）
この実証実験は、サステナビリティ意識の高まりが求められる中で、企業が環境問題にどう対処していくかを考える上で、非常に重要な一歩です。今後、この取り組みが持続可能な社会実現のためにどのように寄与していくのか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エスプール
- 住所
- 東京都千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル6階
- 電話番号
- 03-6859-5599
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