避難所の新しい形
2024-10-16 21:53:32

加賀市でマイナンバーカードと顔認証体験ブースを設置します

2024年10月20日(日)に加賀市で開催される総合防災訓練において、市民向けに特別なブースが設置されます。このブースでは、避難所での受付に必要なマイナンバーカードの利用や顔認証技術を体験できる機会が提供されます。具体的には、マイナンバーカードを読み取るための端末や、顔認証の手続きを実際に試すことができる環境が整えられています。

加賀市では、2024年3月から顔認証とマイナンバーカードを用いた受付の運用がスタートしました。このシステムにより、避難時にスマートフォンを用いて事前登録を行えば、たとえ「手ぶら」となった場合でも迅速に身元確認が可能になります。これは全国でも初めての試みで、今後の災害時対応に大きな影響を与えることが期待されています。

特に注目すべきは、受付時のスムーズさです。万が一の事態が発生した際、市民が迅速に避難できるようにするための重要な対策となります。ブースでは、顔認証アプリ「デジタルIDウォレットアプリ”PASS”」を使用しての登録サポートも行われるため、参加者は実践的な体験を通じてシステムの利便性を実感することができるでしょう。事前に登録を済ませた参加者には防災グッズが配布されるため、この機会を活用するメリットも大きいと言えます。

ブースは加賀市立東和中学校に設けられ、時間は8:30から11:30までとなっており、役立つ情報が満載の場となることが期待されています。参加者にはスマートフォンとマイナンバーカードを持参することが求められますので、忘れずに準備しておきましょう。

この取り組み自体が、地域住民の安全を第一に考えたものであり、加賀市長の宮元陸氏も今後の防災体制の強化を目指して積極的に進めています。防災訓練の重要性を再認識しつつ、新しい技術を取り入れた避難所の受付の運営について、多くの市民に知ってもらいたいものです。

このような先進的な試みが今後の防災システムのモデルケースとして位置づけられることを期待しつつ、多くの市民の参加を待ち望んでいます。


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会社情報

会社名
加賀市
住所
石川県加賀市大聖寺南町ニ41番地
電話番号
0761-72-1111

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