アートとID機能を組み合わせた非常食「ID-CAN」の魅力
カルチャーウェブマガジン「NeoL」がオリジナルで制作したサバ缶「ID-CAN」は、非常食に新たな価値を加えた一品です。本商品は、食べることができるアートとしてだけでなく、ID機能を持つことで緊急時に必要な情報を伝える役割も果たします。
日本は自然災害が多く、非常食はますます重要な存在となっています。そんな中、「ID-CAN」は日常生活においてもインテリアとして活用できるデザインが施されています。目に入ることで生活に彩りを与えつつ、いつでも備えられる非常食へと変わります。
特に注目すべきは、ID機能です。非常事態において、声を出すことができない状況でも、血液型や緊急連絡先などの情報を缶に記載することができ、万が一の時の自分を守る大切な役割を担います。また、顔写真を貼るスペースには、星座が描かれたデザインがあり、期間限定で占いとセット販売も行われるなど、遊び心もあります。
この缶詰のラベルは、再利用可能なユポ素材を使用しており、消費後には剥がすことができるためプライバシーを守ることが可能です。さらに、水にも強い耐水仕様になっており、非常時でも安心です。
アートワークと製造の背景
「ID-CAN」のデザインは、ヒップホップユニット「SIMI LAB」のメンバーであり、OKAMOTO'Sのグッズデザインでも知られるMA1LLさんによって手がけられました。彼のイラストレーションはアートとID機能を巧みに融合させ、各缶に異なる星座をデザインしているため、全12缶を揃えたくなる魅力を持っています。
缶詰の製造を行っているのは、島根県浜田市にある「シーライフ」。親子三代にわたって続くこの会社は、日本海に面し、美しいリアス式海岸を有する地域で新鮮な魚を使用した手作りの水煮缶を生産しています。特に浜田港は重要な漁港であり、地元の塩を使用した缶詰は、魚本来の味わいを楽しむことができます。
「シーライフ」ではフードロス問題にも取り組み、朝に漁で獲れた魚をその日のうちに缶詰として販売する「今朝の浜」シリーズを展開。このシリーズでは、様々な魚が使用され、マグロからサバ、さらには珍しい魚まで多彩な種類が揃っています。現在、50種類以上の魚で作られた缶詰が販売されており、消費者に喜ばれています。
「ID-CAN」の購入方法
「ID-CAN」は、1個700円(税込/送料別)から購入できます。セット販売も行われており、2個セットで1,400円、4個セットで2,800円、6個セットで4,200円となっています。購入は公式サイトから可能で、特定の星座を指定することもできます。
非常食は必要ないのが理想ですが、もしもの時に役立つ「ID-CAN」は、アートと実用性が両立した新しい非常食の形を提供してくれます。生活の一部として楽しみつつ、備えもできるこのアイテムを、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。
購入先: NeoL公式ストア