近大病院の移転
2025-10-02 17:41:54

近畿大学病院、患者移送を行い新しいメディカルキャンパスへ移転

近畿大学病院の移転と患者移送の実施



近畿大学病院が移転を控え、注目が集まっています。2025年11月1日(土)、大阪狭山市から堺市の新しい「近畿大学おおさかメディカルキャンパス」に、190名の入院患者が移送される予定です。この大規模な移送作業を約600名の医療スタッフが連携して行い、約7時間で完了することを目指しています。

新しいメディカルキャンパスの概要



新病院は南海泉北線「泉ケ丘駅」から徒歩約6分の位置にあり、大阪市中心部からもアクセスが良好です。病床数は800床に達し、35科目の標榜診療科を有し、地域の医療水準向上に寄与することが期待されています。患者数は、入院が1日平均760人、外来が2,300人と見込まれています。

移送作業の安全管理



今回の患者移送には、特に安全が重視されています。医療者が同乗する搬送車両では、患者の容体に変化があった場合に迅速に対応できる体制が整えられています。また、移送ルートの設定にあたっては、地元の警察や消防とも連携を図っています。8月からは、搬送シミュレーションも始めており、10月には大規模なシミュレーションが行われる予定です。

医療機器や設備の移設も



患者の移送だけでなく、PET/CT装置やその他の大型医療機器、医学部の実験設備なども段階的に移設されています。これは、新しい環境でも質の高い医療を提供するための重要な準備です。移転後、近畿大学病院はさらに充実した教育・研究環境を整え、南大阪地域の医療の向上に努める方針です。

まとめ



近畿大学病院の移転は、地域医療における重要な転機となるでしょう。これからの医療サービスの提供方法や研究環境の進化に期待が寄せられています。そして、この大規模な移送が無事に行われることが求められています。新しい未来に向けた一歩が、万全の体制で進められているこの時期、地域住民の安心にもつながることでしょう。


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