50周年を迎える東映太秦映画村が「Fortnite」で再現！新たなエンタメ体験の幕開け

2024年4月、シネマ界の歴史を誇る『東映太秦映画村』が50周年を迎えます。これを機に、日本唯一の時代劇テーマパークが、人気バトルロイヤルゲーム『Fortnite』に名を刻みました。株式会社東映京都スタジオは、東京都心の株式会社The Unitと神奈川県のHypolygonと協力し、ゲーム内にオリジナルワールド『YO-KAI TYCOON Toei Kyoto Studio Park』を展開することを発表しました。この新しいゲームは2024年から2025年にかけて、バーチャルな映画村の体験を提供します。

ゲームの特徴

フルオープンな『YO-KAI TYCOON』は、ユーザーが時代劇の世界に足を踏み入れ、侍や忍者、妖怪と戦うアクション・タイクーンゲームです。特にこのワールドは、実在の東映太秦映画村を忠実に再現したマップ上で展開されます。いくつかのアクションが含まれており、鉱石を集めて刀を鍛え、仲間を増やしながらボス妖怪に挑むという多彩なゲーム体験が待っています。

ゲームプレイの流れ

1. 鉱石を掘る: 映画村の中や周辺を探検し、資源となる鉱石を集めます。これが武器や設備の強化に欠かせない重要な要素となります。
2. 刀を鍛える: 集めた鉱石を使って刀を鍛え、キャラクターの戦闘力を高めます。鍛造を重ねてより強力な武器を作ることができます。
3. 忍術を覚える: 忍術の習得によって、より戦略的なバトル展開が可能に。
4. 妖怪との闘い: 鍛えた刀と習得した技を駆使して妖怪とのボスバトルに挑戦します。降伏させた妖怪から得られる報酬を活用し、さらなる強化を行います。
5. 仲間を集める: バトルで勝利することで、仲間を増やし、強力なチームを形成。より困難な妖怪への挑戦に備えます。

万全の準備が整ったプレーヤーは、自らの武器と仲間を駆使して妖怪との壮絶な戦闘を繰り広げ、自らのサクセスストーリーを築いていくことができます。また、ゲームは2024年10月1日から2025年3月31日まで無料で展開され、課金要素は存在しません。このため、誰でも気軽に登場することができます。

Hypolygonの協力

『YO-KAI TYCOON』の制作を行ったHypolygon株式会社は、メタバースデザインにおいてトップクラスの技術と経験を持つクリエイティブスタジオです。代表作には有名YouTuberのゲームマップが含まれ、彼らの技術が映画村の魔法をオンラインに再現しています。制作ディレクターのYoyo氏は、実際の映画村を訪れ、設計に活かさなければならない細部にまでこだわったと語っています。

映画村の未来

リニューアル計画は進行中であり、2024年には第1期のエリアリニューアル工事が着工される予定です。新しい入場ゲートや江戸時代の町並みを模した新しいアトラクションも開放され、さらなる進化を期待されています。映画村の重要性、特に日本文化の発信を担うことに対する責任を感じながら、世界中で「唯一無二の日本の歴史文化エンターテインメント」を届ける努力が続けられるでしょう。

このように、映画村と『Fortnite』のコラボレーションは、単にゲームの枠を超え、時代劇や日本文化を世界中に広める重要なパートナーシップとなる可能性があります。今後の展開に期待がかかります。