アイドックの「bookend」サービスがトモノカイの教材に採用
アイドック株式会社が展開している「bookend」という電子書籍配信プラットフォームが、トモノカイの探究教材「『一生使える探究のコツ』シリーズ」のデジタル版に採用されました。この教材は、2021年の発行以来、多くの学校に利用され続けています。特に、2022年から導入された高等学校の学習指導要領において「探究」が重要なテーマとして位置付けられています。
デジタル版教材の利便性
「『一生使える探究のコツ』シリーズ」は、探究の基礎を教えるための体系立った教材として評価されており、2025年からデジタル版の提供が始まることになりました。これにより、生徒たちが持っているタブレットやノートパソコンを学校の教材として活用することができるようになります。導入の際には、事前の会員登録や専用アプリのインストールは不要で、ブラウザ経由で簡単にアクセスできる設計となっています。学校が提供するユーザーIDとパスワードを使ってログインすることで、デジタル教材が直ちに利用可能になります。
さらに、教師向けには無償でデジタル版の指導解説書が提供され、生徒用教材も同時にアクセスが可能です。このように、教員と生徒が一体となって学びを深める環境が整っています。
電子書籍のメリットを活かした機能
「bookend」を利用することで、テキスト検索や目次、サムネイルの表示、ブックマーク、テキストメモ機能など、電子書籍ならではの多彩な機能が利用できるようになります。また、印刷制御機能を使用して、各コンテンツに対して印刷できるかどうかを設定できるため、必要に応じてブックストレージのワークシートを印刷することも可能です。
生徒の利便性向上に向けた取り組み
トモノカイの探究教材担当である永井碧衣さんは、デジタル版リリースの背景として「生徒が持つデバイスをもっと活用したい」という声を受け止めたことを挙げています。「bookend」の導入により、学校様が新たに発行するIDに基づいて安全にコンテンツを提供できるようになり、コンテンツのセキュリティも強化できました。これにより、バルク販売も行うことができ、より多くの生徒に良質な教材を供給することが可能になりました。
まとめ
アイドックの「bookend」読み放題サービスは、教育のデジタル化を加速させる重要なツールとして注目されています。教員と生徒の双方にとって、学びやすい環境を実現するための新しい一歩となることでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。詳しい情報は、トモノカイの公式サイトや「bookend」サービスのページでご確認ください。