山口県宇部市、環境価値の創出を目指す協定を締結
2026年2月4日、山口県宇部市は株式会社バイウィル、山口銀行およびYMFGグロースパートナーズとともに、「J-クレジット等の環境価値創出に係る連携協定」を結びました。この協定により、地域における環境価値創出や新たなビジネスモデルの構築を進めることを目指しています。
協定の背景と目的
宇部市は、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを達成するための「第三次宇部市環境基本計画」を策定しました。その中で、地域内のカーボンニュートラルを実現するための具体的な取り組みが進められています。今回の連携は、地域の脱炭素化を加速させる重要なステップとなります。
J-クレジットの意義
J-クレジットとは、企業が脱炭素活動を通じて得られた温室効果ガスの排出削減量を認証し、売却できる権利を指します。この制度を活用することで、企業は自己のカーボン・オフセットに役立てることができます。締結式では、各代表がこの協定の意義を強調し、協力して地域の環境課題に取り組む決意を新たにしました。
4者の役割と相互支援
この協定には、以下の内容が盛り込まれています:
1. 環境価値に関する情報提供やサービスの提供
2. J-クレジット制度を利用した環境価値の創出
3. 地域内でのJ-クレジットの流通に関する事項
4. その他、協定の目的に資する事項
このように、各企業が持つ専門知識やリソースを活かして、地域の環境価値を創出するために協力していくことが求められています。
具体的な取り組みについて
バイウィルは、宇部市におけるJ-クレジット創出プロジェクトを支援し、CO2の吸収能力を可視化することから始めます。それを必要とする企業へとつなげることで、両者の脱炭素目標の達成を助ける予定です。また、山口フィナンシャルグループとの連携も強化し、地域の特性を活かした取り組みを広げていくことになります。
今後の展望
今後、4者は互いに協力し合い、J-クレジットの創出や流通を推進していく方針です。特に、宇部市の森林などを活用し、地域資源を基にした脱炭素活動に力を入れることにより、より持続可能な社会の実現を目指します。
本協定の締結を機に、地域の企業や住民が一丸となって、環境価値を最大限に活かし、次世代に渡る持続可能な地域づくりが進むことが期待されています。