横浜の神輿と伝統
2025-07-11 05:51:27

文化の粋を再発見する横浜の神輿と伝統の融合

横浜の神輿が呼び覚ます文化の息吹


横浜市にて、歴史的な神輿が新たな文化の灯をともすことが期待されています。昭和28年に創られたこの神輿は、江戸城の修繕を手がけた半原宮大工の棟梁、河内福賢氏によるもので、長い間人々に忘れ去られていました。しかし、その存在が再発見され、注目を浴びています。

文化資産の発掘


この神輿は、河内福賢の技術が詰まった一品で、横浜市のお神輿や山車の制作に多く寄与した人物です。その神輿が7月19日(土)と20日(日)に開催される第3回よこはま匠フェスティバルで展示される予定です。これにより、地域の文化遺産が再評価され、訪れる人々にその魅力を伝える機会となります。

企業との連携


このイベントには、100年以上の歴史を持つ株式会社風間や、他の様々な企業が共同で参画しています。彼らは、宮大工の技術と籐家具の伝統を融合させて新たなプロダクトを生み出す取り組みを進めています。このような地域の老舗企業の協力により、“和モダン”の文化を新たな産業として創出しようとしています。

地域の金融機関もサポート


さらに、横浜信用金庫が主導するビジネスマッチングも重要な役割を果たしています。ここでは、企業と文化、伝統技術が交わり、地域経済の活性化へと繋がる可能性が広がっています。地域の文化や伝統技術を尊重しつつ、未来に向けた新しい価値を創り出すことが求められています。

ステージイベントの詳細


その一環で、2025年7月20日(日)に「匠のこころ」と題されたステージイベントが開催されます。このイベントは、横浜市役所のアトリウムで行われ、入場は無料です。登壇者には、半原宮大工矢内匠家の十四代目曾孫弟子である鈴木光雄氏や、宮大工本村克裕氏、ラジオパーソナリティの但野真実子氏が参加し、それぞれの視点から宮大工技術について語ります。事前申し込みは不要で、気軽に訪れることができます。

”横濱黎和モダン推進協議会”の設立


このステージイベントを契機に、地域の文化や技術を育てるための“横濱黎和モダン推進協議会”が設立されることも発表されました。これには、老舗家具メーカーの株式会社風間が関与し、文化研修やモノづくり体験などのプログラムが準備されています。横浜から新たな文化産業を国際的なブランドへと成長させるための多角的な取り組みが進んでいます。

ラジオ番組とのコラボレーション


また、このステージイベントは金沢シーサイドFMのラジオ番組「こころのチカラ」との連携企画でもあります。現地での様子や、その後のアフタートークがラジオでも放送される予定で、より多くの人々にこの文化的な取り組みを知ってもらう機会となります。

横浜市西区で神輿と地域の伝統が交わり、文化の再建と発展が進む様子は、今後ますます注目されることでしょう。地域に新たな息吹を吹き込むこの取り組みに、ぜひ注目してみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

会社情報

会社名
一般社団法人半原宮大工集団
住所
神奈川県愛甲郡愛川町半原2824番地
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。