Pascoが再生した環境に優しい食パン型名刺
敷島製パン株式会社、通称Pascoが、環境に配慮した新たな名刺を発表しました。それが、食パンをカットする際に生じる粉を活用した"食パン型の名刺"です。この革新的な試みは2025年9月から一部社員にて使用される予定です。Pascoは持続可能な社会の実現に向けて、様々な取り組みを行っており、その一環として新たにこの名刺を開発しました。
環境への配慮と事業活動の効率化
Pascoは、環境負荷を低減するための事業活動の効率化や、地球に優しい商品づくりに取り組んでいます。その中でも特に注目を集めているのが今回の名刺作成プロジェクトです。食パンを切る際に出る小さな粉を無駄にせず再利用するという発想は、資源のアップサイクルという観点からも非常に意義深い取り組みです。
三社の協業による新しい名刺の誕生
この名刺製作には、株式会社ぺーパルと株式会社サイバーネットが協力しています。ぺーパルはアップサイクル紙や環境に配慮した紙の開発を行っている企業であり、サイバーネットは印刷加工を専門とする会社です。彼らとの協力により、約1年半の開発期間を経て、パン粉を利用した"パンの紙"が完成しました。これはパン粉の2〜3%を含む印刷適性の高い新しい素材です。
ユニークなデザインとPascoの思い
完成した"パンの紙"は、まるで絵本からそのまま飛び出してきたかのような、温かみとユーモラスさを持っています。この名刺を手に取った人々に驚きと親しみを感じてもらい、Pascoの環境への配慮が少しでも伝わればという思いが込められています。実際、名刺のデザインは食パン型を模しており、見た目にも楽しい要素が含まれています。
持続可能な社会に向けた取り組み
Pascoはこれからも、安全かつ安心な食生活の提供と、持続可能な社会の実現を目指して事業を展開していきます。新たな名刺の展開は、今後の環境への取り組みの一環として位置づけられています。Pascoの取り組みに興味を持たれた方は、公式ウェブサイトで詳細を確認し、CSRやサステナビリティに関する活動をチェックしてみてください。
公式サイト
この新しい名刺は、単なる名刺ではなく、地球環境を考える企業の姿勢を象徴するものとなることでしょう。今後のPascoの進展に注目です。