沖縄の瀬底小学校で特別授業を開催
2025年6月11日、沖縄県本部町の瀬底小学校でヒルトンが主催する特別授業「まわりとちがってもだいじょうぶ」が開催されました。この授業は、ヒルトンの有志グループ「チームメンバー・リソース・グループ(TMRG)」の一環として行われ、特に「プライド・コミッティ」による取り組みです。参加者には、瀬底小学校の生徒約60人とヒルトン沖縄のチームメンバー47名が含まれました。
この特別な授業の講師には、特定非営利活動法人レインボーハートokinawaの理事長である竹内清文氏が招かれました。竹内氏は、「男らしさ」「女らしさ」といった固定概念にとらわれず、自分らしく生きることの重要性について熱心に語りました。
多様性を尊重する時間
授業の中では、ワークショップの時間も設けられ、生徒たちが自分自身について考える機会が与えられました。「私はどんな人?」や「私らしさとは?」といった問いを通じて、参加者同士は自身の特徴や得意なことについて話し合い、互いの個性を尊重する大切さを学びました。特に、このワークショップは瀬底小学校の生徒とヒルトンのチームメンバーが意見を交わし合う貴重な場となり、世代や立場を超えたコミュニケーションが生まれました。
竹内氏は、自身の経験をもとに「まわりと違うことは決して悪いことではない」というメッセージを伝えました。参加者たちは、自分らしさを受け入れることの意義について一層深く理解しました。
参加者の声
授業を受けた生徒の中には、「人と違うって素晴らしいと思った」という意見もありました。また、ヒルトンのチームメンバーからも、「子どもたちから大人まで、違っていても受け入れられる安心感を感じられた日だった」との感想が寄せられました。さらには、自分の「好き」を大切にし、相手の「好き」を認めるとの重要性も再認識されました。このような体験を通じて、参加者は相互理解の重要性を体験しました。
実施の背景
ヒルトンは、地域に根ざした活動を通じて、誰もが自分らしく生きられる環境を提供することを目指しています。また、TMRGは、職場でのインクルーシブ文化を育むために、様々な取り組みを続けており、女性、障がい者、次世代やLGBTQ+等の多様性を尊重する努力をしています。
特別授業「まわりとちがってもだいじょうぶ」は、参加者にとってただの授業ではなく、心のあり方を学ぶ弾みとなったのです。今後もヒルトン沖縄は、こうした地域貢献活動を通じて、皆が自分らしく生きられる社会の実現に寄与していくことを目指します。