スマート水産業推進施策セミナーの開催について
日本計画研究所(JPI)が主催するセミナー「スマート水産業推進施策と今後の展開について」が、2025年2月12日(水)に行われます。このイベントには、水産庁の増殖推進部研究指導課海洋技術室長である武田行生氏が登壇し、スマート水産業の推進に関する施策や実績を詳しく解説します。
セミナーの目的と重要性
我が国の漁業は持続可能性を重視する必要があり、そのためには迅速で確実な情報収集が欠かせません。また、海洋環境の変化や漁場の予測、魚種の選択的漁獲、餌の高騰、新たな養殖場の開発、人手不足といった多様な課題に直面しています。これらの問題を解決するためには、近年発展が著しい技術、つまりITやAI、ドローン、ロボットなどの「スマート技術」の活用が鍵となります。
水産庁は「スマート水産業推進事業」を通じ、情報収集システムの構築やスマート技術の農業現場への導入を支援しており、これらの技術を利用して水産資源を持続的に利用し、漁業を成長産業に育てる取り組みを強化しています。
セミナーの内容
セミナーは以下のように構成されます:
1.
スマート水産業概論
(1) スマート水産業の定義
(2) 水産庁が推進する施策
(3) 取り組み事例の紹介
2.
伴走者の役割
(1) 伴走者とは何か
(2) スマート化取組計画の策定と評価
3.
質疑応答セッション
4.
名刺交換・交流会
- 新たなネットワークを広げたり、新規顧客開拓に役立つ場となります。
- ライブ配信参加者も、録画流しでの名刺交換が可能で、講師との個別対話の機会も設けています。
受講方法と参加費用
セミナーへの参加方法は、会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信の3つから選べます。アーカイブ配信は2週間にわたって視聴可能です。受講料は33,730円(税込)で、参加者一人につき、同伴者一名が無料で参加できる特典があります。
このセミナーでは、普段は交流のない講師や他の参加者との名刺交換が行われ、人脈形成や新たなビジネスチャンスの創出が期待されます。セミナー終了後には、講師への質問や意見交換も可能です。
参加申し込み
詳細な情報や申し込みは、
こちらのリンクからご確認ください。
日本計画研究所は、半世紀以上にわたり、政・官・民との知の架け橋として国家政策やナショナルプロジェクトに役立つ情報を提供し続けてきました。水産業の未来を支える重要な施策について、多くの皆様のご参加をお待ちしています。