岩手医科大学での医療DX実践講座が未来の医療従事者を育成

岩手医科大学における医療DX実践講座

2024年7月26日、東京都千代田区に本社を置く株式会社アクシスは、岩手医科大学の薬学部向けに「医療DX」をテーマにした実践的な講座を開講しました。講師にはアクシスの取締役であり、ヘルスケア事業部部長の新上幸二氏が登壇。参加した学生たちは、最新のデジタル技術が医療現場にどのように貢献しているのかを学ぶ機会を得ました。

医療DXの必要性

近年、医療業界では、電子処方箋の導入や全国医療情報プラットフォームの構築が進んでおり、DX（デジタルトランスフォーメーション）の重要性が高まっています。薬学部の学生も、この流れに適応するための知識を備えておく必要があります。講座では、特に薬局や薬剤師の役割に焦点を当て、未来の業務環境を見据えた教育が求められています。

講座の内容

講義のトピックには次のようなテーマが挙げられました。
1. 医療におけるDXとは何か
2. 最新の医療DX動向の探求
3. クラウド型電子薬歴「Medixs（メディクス）」の実践体験

この講座を通じて、学生たちはDXのソリューションの一つである「Medixs」を実際に体験し、調剤薬局の業務でどのように活用されているかを直に学びました。このような実践的な講義は、学生が将来の業務に必要な技術を理解する貴重な機会となります。

株式会社アクシスの役割

アクシスは医療現場をITで支援する企業として、調剤薬局の労働効率を向上させ、在宅医療の実施をスムーズにするための取り組みをしています。医療DXの導入は、薬剤師がより快適に働ける環境を整える一助となるでしょう。今後も先端技術を活用し、医療従事者が働きやすい環境創出に努めるとともに、知識や経験の社会還元にも力を入れる予定です。