三菱地所がCES2026に初出展
三菱地所株式会社が提供する総合スマートホームサービス「HOMETACT」が、2026年1月6日から1月9日まで米国ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー展示会「CES 2026」に共同出展します。共演には、mui Lab株式会社と美和ロック株式会社が名を連ねており、日本発の未来のスマートホーム体験をグローバルに発信する機会となります。
出展内容の詳細
展示ブースには、mui Labが家形のデザインで屋内の各部屋、寝室やリビングルーム、玄関などの生活シーンを模倣した空間を提供します。この空間の中で、三菱地所とmui Labが共同開発した「Energy Window」機能も紹介される予定です。この機能は、家庭内のエネルギー利用状況を直感的に把握できるツールであり、エネルギー管理の重要性を体感できることを目的としています。
さらに、美和ロックは新製品や、スマートホームの国際的な標準規格「Matter」に対応したスマートロックの展示を行い、家庭や家族の安全を確保するための新しいセキュリティ体験を提案します。
共同出展ブース概要
- - 出展期間: 2026年1月6日(火)~1月9日(金)
- - 会場: Venetian Expo, Halls A-D — Smart Home
- - ブース番号: #52562
HOMETACTの背景
「HOMETACT」は、三菱地所が総合デベロッパーとしての豊富な知見を基に自社開発した、日本の住環境に適したスマートホームサービスです。このサービスでは、国内の各種製品を一つのアプリケーションでコントロール可能で、照明や空調、給湯器、さらにはスマートロックまで多様な製品を統一的に管理することができます。
「HOMETACT」は新築マンションや戸建住宅の企画や設計段階から導入が可能であり、既築マンションへの適用も見込まれています。また、導入サポートやその後のサポート体制の充実度も高く、多くの企業から求められています。実際、利用者の約94%が日常生活が向上したと感じており、入居者満足度も高く、賃料の値上げや物件価値の向上にも貢献しています。
現在、「HOMETACT」は美和ロックのIoTシステム「MIWA Support」との連携を果たし、2023年からはクラウドとの連携も開始しています。
また、三菱地所とmui Labは、HEMS技術の共同研究を進めており、「HOMETACT Energy Window」を提供するなど、継続してサービスの拡充に努めています。さらに、2025年12月にはmui Labのスマートホーム/HEMSコントローラー「muiボード」との連携機能もリリースされ、生活者にとってより便利で安心できるスマートホームを実現しています。
今回の共同出展を通じて、国内の枠を超えてグローバルな市場への認知度向上と、さまざまな業種の国内外パートナーとの連携を加速させることを目指しています。
HOMETACTの詳細
「HOMETACT」は、専用アプリやスマートスピーカーを利用して、スマートロックやエアコン、照明等を一括で管理できる総合スマートホームサービス。2021年11月にサービス提供を開始し、以降、三菱地所グループ内外の物件への導入が進んでいます。
「HOMETACT」公式サイトはこちらです:
HOMETACT公式サイト