兼松が空港アクセスバス・アライアンス協議会(ABA)に加盟
2023年9月1日、兼松株式会社が空港アクセスバス・アライアンス協議会(Airport Bus Alliance、以下「ABA」)に新たに加盟しました。この加盟により、兼松は日本国内で自動運転技術の実証と導入を積極的に推進し、空港アクセスバス業界の発展に寄与することを目指します。
ABAは、全国各地の空港アクセスバス事業者が50社以上加盟する団体で、企業や地域を超えた連携によって業界のサービス向上に努めています。最近のトレンドとして、デジタル化やスマートシティのコンセプトが進展する中で、次世代モビリティの導入が急務とされています。ABAは、参加事業者の協力を基に、便利で高品質な空港アクセスサービスを一光として提供することを目指しています。
具体的には、ABAは空港アクセスバスのポータルサイトを運営しており、全国の空港アクセスバスの検索ができるサービスを展開しています。また、加盟企業同士の連携を深めながら、新しい技術の導入にも力を入れています。このような背景の下、兼松の加入は業界全体における自動運転技術の普及へと繋がると期待されています。
兼松は、長年にわたり車両や車載分野において培った知識と経験を活かし、自動運転を中心とした次世代モビリティの実現に取り組んでいます。今年8月には、持続可能な次世代交通の実現に向けて、『レベル4』の自動運転技術を有する韓国のAutonomous A2Z社と業務提携契約を締結しました。この提携は、自動運転技術を日本国内およびグローバルに展開するための重要なステップとなります。
兼松のABA加盟によって、空港バス業界における自動運転ソリューションの普及が促進される見込みです。これにより、各社との連携もスムーズになり、自動運転バスの全国的な実装が進むことで、より便利で快適な空の移動が実現するでしょう。
ABAの基本情報
- - 団体名: 空港アクセスバス・アライアンス協議会
- - 設立: 2019年2月
- - 所在地: 東京都中央区日本橋箱崎町22番1号
- - 事業内容: 全国の空港アクセスバス事業者の連携強化とサービス向上に向けた活動を企画・運営
- - ウェブサイト: ABA公式サイト
今後も兼松はABAのネットワークを活用し、空港バス業界全体の発展を目指していく考えです。その結果、地域に密着したサービス力の向上と共に、日本国内での自動運転技術の進展が期待されます。旅行者にとって、さらに便利な空港アクセスが実現する未来が見えるのではないでしょうか。他社との協業を通じ、社会に新たな価値を提供する兼松の取り組みに、引き続き注目です。