テックタッチが日本カスタマーサクセス協会を設立
テックタッチ株式会社が新たに「一般社団法人日本カスタマーサクセス協会」を設立し、代表取締役CEOの井無田仲が常任理事に就任した。この新たな組織の設立は、デジタル変革が進む現在において、企業が顧客満足度を高め、長期的な関係を構築するための重要な一歩を意味している。
設立背景
デジタル化が進む現代において、ビジネス環境は急速に変わりつつあり、サステナビリティが重視されるようになっている。また、グローバル競争の激化や消費行動の変化も企業活動に影響を与えている。その中で「カスタマーサクセス」の必要性が高まっており、顧客との関係を深めるための具体的な方法や情報は今も不足しているのが現状だ。
この課題を解決するために、井無田仲のほか、CSストラテジストである山田ひさのり氏や、アドビ株式会社、デジタル庁などの協力により、日本カスタマーサクセス協会が設立された。この協会は、カスタマーサクセスの基本から応用まで、実践的な知識や成功事例を共有することで、企業が自らのビジネス戦略にカスタマーサクセスを組み込む手助けを行う。
協会の目指すもの
協会のビジョンは、「カスタマーサクセスを通じて、顧客と共に企業が持続的に成長できる社会を実現する」こと。これを実現するために、カスタマーサクセスの組織化やナレッジ共有を行い、日本の産業競争力を向上させることを目指している。具体的には、カスタマーサクセスに関する調査や啓蒙活動、人材育成に力を入れ、先進企業や有識者と連携していく予定だ。
井無田仲のコメント
井無田仲は、「当社はカスタマーサクセスを実践する企業として、これまでの経験を生かして他社へのノウハウ共有を進めていきたい」と述べている。テックタッチはエンタープライズやSaaS企業に対し、効果的なカスタマーサクセスの提供を行っており、その実績から得た知見を協会を通じて広めていくことが期待される。
正会員一覧と今後の展望
現在、協会にはアドビ株式会社をはじめ、SmartHR、PKSHA Communication、リコーITソリューションズなどが正会員として参加している。これらの企業が集まり、それぞれの知識や経験を共有することで、カスタマーサクセスの重要性をさらに広めていくことが期待される。
特に、協会への正会員申し込みも行っており、企業はこの機会を通じて、カスタマーサクセスを自社の戦略に取り入れるためのサポートを受けられる。このユニークな取り組みが、日本を含む世界各国での企業のあり方を変革していくことになるだろう。
まとめ
テックタッチの新たな動きは、今後のビジネス環境において非常に重要な意味を持つことが予想される。顧客との関係を大切にし、彼らの成功を共に喜ぶことが、持続可能な成長につながると信じている。協会の活動により、企業間でのカスタマーサクセスの実践が一般化し、より多くの企業が顧客満足度を向上させる時代が訪れることを期待したい。
会社概要
テックタッチ株式会社は、東京都港区に本社を構え、デジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を提供している。600万人以上のユーザーを有し、多くの大手企業や官公庁に導入されている。また、AIを活用した「Techtouch AI Hub」の展開にも力を入れ、全ての業界のDX推進や顧客満足度向上に向けて邁進している。将来的には、カスタマーサクセスの普及を通じて、より良い社会の実現に寄与していくことを目指している。
詳細は公式ウェブサイト
テックタッチ株式会社 をご覧ください。