自動化でキャンセル料請求を効率化する「Payn」が「食べログノート」と連携開始

Payn、食べログノートと連携を開始

最近、宿泊施設や飲食店が抱えるキャンセルに関する問題を解決するための新サービスが登場しました。Payn株式会社が提供する「Payn（ペイン）」というツールは、キャンセル料の請求・回収業務を自動化することを目的としています。

このサービスは、特に無断キャンセル（ノーショー）やキャンセル料の未払いといった悩みを持つ事業者のために設計されています。経済産業省のレポートによれば、ノーショーによる飲食店の損害は年間約2,000億円に及ぶとされています。このような事実を背景に、Payn株式会社は2022年に設立され、その年に「Payn」のサービスがリリースされました。

新機能の登場

そして、最近の発表では、Paynが株式会社カカクコムが運営するオンライン予約台帳サービス「食べログノート」と連携することが決まりました。この新機能の名は「Payn for 食べログノート」で、予約台帳を使っている飲食店がキャンセル料の請求業務を自動化できるようになるというものです。

この機能は当社の特許技術を活用しており、食べログノートを導入している店舗様は、初期費用も月額費用もかからず利用可能です。これにより、キャンセル料の請求にかかる手間が大幅に削減されることが期待されています。

予約の利便性と集客力

飲食業界において、キャンセル対策は非常に重要です。従来のキャンセル対策としては、予約時にクレジットカードで事前決済を求める方法がありますが、これではお客様が予約をためらう原因となりがちです。そうした中、Paynは現地払いを選択肢に入れることで、より予約しやすい環境を提供し、集客力を高めることに貢献します。

今後、オンライン予約の普及が進む中で、飲食店がいかにして予約のしやすさを維持しつつキャンセル対策を強化するかが課題となります。この連携により、業界は新たな時代に向けた成長を遂げることができるでしょう。