流通業界新拠点
2026-04-06 14:29:58

流通業界初のサイバーセキュリティ共有拠点「流通ISAC」が設立へ

流通業界初のサイバーセキュリティ共有拠点「流通ISAC」が設立へ



流通業界における新たな挑戦が始まります。株式会社トライアルホールディングス、アサヒグループジャパン株式会社、三菱食品株式会社、そしてNTT株式会社は共同で、流通業界のサイバーセキュリティを強化するための枠組み「流通ISAC(Information Sharing and Analysis Center)」を2026年4月に設立することを発表しました。この取り組みは、流通業界全体で情報の共有と分析を行うことで、企業の防御力を高め、サイバー攻撃への対策を強化することを目指しています。

背景と狙い


近年、サイバー攻撃はますます高度化しており、特に流通業界では、一部の企業がターゲットにされると、その影響がサプライチェーン全体に波及し、事業運営に甚大な損害をもたらす事例が増加しています。流通業界は製造、卸、小売の三層が密接に連携しているため、サイバーインシデントが発生すると製造停止や物流混乱、店舗営業停止などの影響が広がります。

そのため、企業が単体でサイバー攻撃に対処するのは限界があり、業界全体で情報を共有し合うことで、迅速に対応策を講じることが重要です。「流通ISAC」は、参加企業間で脅威情報や脆弱性情報を適時に共有し、サプライチェーン全体の防御能力を向上させることを目指しています。

ISACの目的と活動内容


「流通ISAC」の設立にはいくつかの明確な目的があります。まず、脅威情報やインシデント情報の収集・分析・共有を行い、業界全体での一体感のもとに初動対応の質を高めます。さらに、業界特有のベストプラクティスを整理し、効果的なセキュリティ対策を提供していくことで、各社のスキルアップを図ります。

また、参加企業同士での勉強会や演習を通じて、情報セキュリティに関する知識を共有し、現場の対応力を底上げすることも計画されています。流通ISACは、各企業が受け取る知識を通じて、サイバー攻撃への備えを進め、供給網の混乱を防ぐ役割を果たします。

今後の展望


流通ISACの設立に向けて、今後は賛同する企業の参加を呼びかけつつ、2026年4月の正式設立に向けて準備を進めていく予定です。事務局としては、NTT株式会社が中心となり、流通業界に関連する多様なステークホルダーと緒にサイバーリスクへの共助体制を構築します。これにより、飲食料品や日用品の安定した供給を実現し、国民の安全を守る重要な基盤を築いていく予定です。

参加の呼びかけ


流通ISACへの参加や活動に関するお問い合わせは、専用のメールアドレス([email protected])までご連絡ください。流通業界の未来を守るための重要な取り組みに賛同し、一緒にサイバーセキュリティを強化していきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社トライアルホールディングス
住所
福岡県福岡市東区多の津1丁目12−2
電話番号

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