さいたま市のフードシェア・マイレージプログラム
「たまポン」は、さいたま市が進める新しいデジタル地域通貨の取り組みです。このプログラムでは、市民が家庭で余った食品を特定の回収拠点に持ち込むことで、ポイントを得ることができます。この仕組みは、食品ロスを削減し、地域福祉にも寄与するものです。市民の日常生活に直接的なメリットをもたらしながら、社会貢献ができるというまさに一石二鳥の取り組みです。
フードシェア・マイレージの流れ
フードシェア・マイレージは以下のシンプルなプロセスで進行します。
1.
食品を持ち込む
市民は、市内に設けられた2つの回収拠点に食品を持参します。対象となる食品は、特定の条件を満たさなければなりません。
2.
ポイントを付与
持ち込まれた食品の重さが100gごとに1ポイント(1ポイント=1円相当)が付与され、さいたま市内の約1400か所の加盟店で利用可能です。
3.
食品を寄付
回収された食品は、特定非営利活動法人フードバンク埼玉を通じて、地域の福祉施設や支援を必要とする人々に届けられます。これにより、無駄が省かれるだけでなく、必要なところで役立てられるのです。
回収拠点
さいたま市には食品を持ち込むことができる回収拠点が2つあります。
さいたま市緑区下野田494-1
(浦和美園駅 徒歩1分)
火〜金:10時〜19時
土・祝:9時〜16時
さいたま市岩槻区本町2-1-32
(岩槻駅 徒歩5分)
毎日:9時30分〜18時30分(水曜日定休)
対象食品の条件
回収される食品には以下の4つの条件があります。
- - 賞味期限が明記され、2か月以上残っているもの
- - 常温で保存可能であること(生鮮品や冷凍食品は対象外)
- - 未開封であること
- - 破損がなく、中身が出ていないこと
対象となる具体例としては、穀類や缶詰、インスタント食品、調味料などの保存食品が挙げられます。
注意事項
ポイントの付与にはいくつかの注意事項があります。
- - 食品の内容量が明記されていないと、ポイントの付与はされません。
- - 「さいたま市みんなのアプリ」 のダウンロードが必要です。
- - 令和6年7月まで使用されていた地域ポイント「たまぽん」からの移行はできません。
さいたま市みんなのアプリとは
「さいたま市みんなのアプリ」はデジタル地域通貨のほか、行政サービスや地域の民間サービスを含むさまざまな情報を提供するスマートフォンアプリです。
お問い合わせ
プログラムやアプリに関しての問い合わせは以下の通りです。
電話:048-711-6852
電話:048-829-1338
この取り組みを通じて、さいたま市民が食品ロスを防ぎ、地域へ貢献できる機会をぜひ活用してほしいと思います。