横浜市交通局の人財確保大作戦
横浜市交通局では「いいじゃん!!交通局」をテーマに、新しい人財確保大作戦を実施しています。これは、交通局で働く職員の待遇改善や若年層の応募者支援など、多岐にわたる施策を含んでいます。まず、2024年12月から実施される、職員の基本給の大幅な引き上げについてご紹介します。
職員への待遇改善
横浜市交通局では、令和6年12月から現場で働く職員に向けて、平均7.72%のベースアップを行い、初任給を月額21,000円以上引き上げることを決定しました。これにより、職員はより安定した生活を送ることが可能となります。また、特にバス乗務員の養成コースに参加する職員に対しても、基本給が12.6%アップするので、魅力的な成長の機会が広がります。参加者は大型二種免許を取得した後、正規職員として昇格することができます。
若年層の応募者支援
令和7年度からは、若年層応募者向けの支援制度も強化されます。新たに設けられる「受験資格特例教習」を修了した方は、正規職員採用後に免許取得のための費用が助成される特典があります。これにより、運転経歴が1年以上で、19歳以上の方が対象となり、従来の条件よりも応募しやすくなっています。
採用のPR活動
自局の魅力を広く知ってもらうため、横浜市交通局では、令和6年度より採用活動を行う際に、実際に現場で働く職員が着用する「いいじゃん!!交通局」のバッジを通じて市営交通で働く魅力をアピールします。これにより、職員一人ひとりが交通局の良さを伝え、地域とのつながりを深めていきます。
採用選考の詳細
横浜市交通局では、バス乗務員(大型二種免許所持者)を対象にした採用選考を行います。募集期間は2024年12月2日から2025年1月6日まで。応募方法は横浜市の電子申請システムを通じて行い、選考方法は適性検査(SPI)、面接、運転実技、身体検査と、一般的な公務員採用試験からの変更が見られます。採用月は、令和7年の7月1日及び10月1日を予定しています。
さらなる施策
「人財確保大作戦」は多岐にわたった施策が含まれます。例えば、バス整備員手当の増額や、住宅手当の支給期間を5年間に延長するなど、職員の負担を軽減する取り組みが進んでいます。また、年齢制限の緩和や女性枠の新設も実施され、多様な人材が活躍できる環境づくりが進んでいます。
まとめ
横浜市交通局の「いいじゃん!!交通局」は、今後も職員の待遇を向上させるさまざまな取り組みを行い、地域社会に貢献していく方針です。交通局に興味がある方は、公式ウェブサイトに掲載されている職員採用情報をぜひご覧ください。