家計簿再挑戦調査の結果
家計管理において家計簿をつけることは簡単ではありません。多くの人が開始するものの、途中で挫折してしまうことがしばしばあります。そこで、家計簿アプリ「お小遣い帳 ポケマネ」の開発を手がける株式会社NilCraftが実施した調査では、挫折した人々の再挑戦の結果と成功者の特徴が明らかになりました。
調査概要
本調査は全国の20歳~59歳の男女を対象にした二段階のインターネット調査で、挫折経験者300名を対象に再挑戦の成果を、挫折後に再挑戦に成功した200名にはその変化を聞きました。
再挑戦の成功率はわずか30.3%
主な調査結果において、家計簿を再挑戦し続けている人は全体の30.3%(91名)と、この半数以上が再挑戦に苦しんでいることがわかりました。約7割が「再挑戦しても続けられない」という現実には、家計簿の管理がどれほど難しいかを物語っています。
成功者に共通する特徴
再挑戦に成功した人々のうち、87%が「以前と比べて何かしらやめた」と答えており、この数字は驚くべきものです。それでは、具体的にどのようなことをやめたのか。
やめたこと
1.
毎日こまめに記録することをやめた(18.5%)
多くの成功者が煩わしさを解消するため、この習慣をやめました。
2.
手書き記録からアプリに切り替えた(17.5%)
効率的な記録方法を探求し、アプリに依存することで手間を削減。
3.
支出カテゴリを細かく分けることをやめた(16.0%)
カテゴリを減らし、大まかにまとめることで簡素化しました。
このように、成功者たちは「記録の手間」を減らす方向にシフトしていることが浮かび上がります。
新たに意識したこと
再挑戦成功者から新たに意識したことを聞いたところ、最も多かったのは「大まかなカテゴリ分けで良しとした(23.5%)」でした。また、記録のシンプル化を意識する工夫が多くなっていることも特徴の一つです。「記録のハードルを下げること」が大きな成功要素と言えるでしょう。
ツールに求める条件
調査によると、家計簿ツールに求める条件として「簡単な入力のみができる」(22.5%)や「余計な機能がない」(18.0%)が挙げられています。「シンプルさ」を重視していることからも再挑戦して成功している人々の実態が伺えます。
結論:家計簿成功のカギは「減らす」こと
調査結果を踏まえると、家計簿を成功させるためには「増やす」ことではなく「減らす」ことが重要であると強調されます。完璧主義をやめ、「シンプル設計」を追求することこそが再挑戦の成功に繋がっているのです。家計簿に挫折したことがある方は、ぜひこのアプローチを参考にしてみてはいかがでしょうか。
再挑戦が成功するためには、まずは記録の手間を減らすこと。そのために自分に合ったアプリやツール選びが大切です。今後の家計簿管理が少しでも楽になりますように。